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そうだった☆九州の旅<1> [旅:京都より左]

ブログがおろそかになっているように、
生活も旅もおろそかになっている。。。

本当は、この日・月で岡山に行く予定だったのに、
なんだか気分が乗らなくて、急遽、やめた。
備中松山城に行きたかったのに。
備前焼祭りに行きたかったのに。
吹屋へも訪れてみたかったのに。
広島県の府中に宿とって、上下の町を見に行こうと思っていたのに。。
この計画はまた来年かなぁ。

そういうわけで、お家でダラダラしているのですが、
それならちょっと昔に行った九州の旅のことを書こうと思って。
そのくらいはしないと休みがもったいない[いい気分(温泉)]

▲▲▲^^^^----▲▲▲^^^^----▲▲▲^^^^----▲▲▲^^^^----▲▲▲^^^^

910.JPG
 ▲ 1年ぶりに九州に上陸しました♪


 9月6日(日)
九州は福岡県、小倉に上陸したのです。
九州へ来るのは4回目。
今までは電車(普通列車)か飛行機だったのですが、
今回は高速バスでやってきました。
バスに揺られて13時間。結構私、大丈夫だ。
夜が明けて明るくなってからもバスは走り続けるので、
窓の外の景色が楽しかった♪

882.JPG 門司港へ入ったのです

門司港を通って小倉へ入る。小倉に着くのは10時くらいです。

福岡県には以前2回行ったことがある。
10年近く前に行ったときは、ミステリーツアーなるもので、
羽田空港で封筒を貰って、開けると行き先が分かるというやつだった。。
その時に行き先が福岡県だったんでした。
しかし、小倉へ来るのは初めてです。
小倉。九州に入ってすぐが小倉って感じがする。そのくらいの印象しかありませんでした。

今回、ここに降り立った目的は、小倉城に会うことです♪
天気がいいし楽しみです。

が、その前に、小倉駅にびっくりしました!!
私の印象は合っていたのですが、これほどまでに大きいとは。

駅を出たら、電車がわーーって来た。

883.JPG
 ▲ 頭の真上をこれが来た!

向こうからやってきて、駅の中に吸い込まれていった。
むむ、それだけではなく、駅からひょっこり顔を出している。

887.JPG にくい奴です

これは、北九州高速鉄道です。モノレールってことか。
小倉から企救丘駅までを19分で結びます。
企救丘駅はJR日田彦山線の志井公園駅へと乗り継ぐことができます。
なんだか、九州の電車の歴史にも色んなことがあるようで、
興味はあるのですがまた今度。・・・色々知りたいなぁと思います。

もうここだけで満足した感じなのですが、目指すは小倉城。
駅から徒歩20分くらいだそうです。

まだ小倉の街の構造をよく分かってないのですが、
駅前にはアーケードがあり、とても賑やかです。
城へ向かってテクテク歩いて、紫川を越えた辺りには新し系の建物がありました。
リバーウォーク北九州というらしいです。
小倉城はその向かい側にあるので、紫川を渡ります。

888.JPG
 ▲ これは木の橋。絵に描いたようなステキな橋です。

木の橋の次にある、石の橋を渡ると、小倉城が見えてきます♪

889.JPG おおー、都会の中の城だ

小倉城は1602年に細川忠興が築城したお城です。
現在のものは昭和34年に再築されたもの。
五層の天守。白壁がステキなお城なのです。

小倉城近くに行くと人がたくさんいます。
今日は日曜日。
何かイベントがあるようです。
お城の中へとはいっていくと、すでに観光客の方々で賑わっていました。

890.JPG  891.JPG
      虎ノ門から中へ入ります               お堀もステキな感じです

虎ノ門から続く道は、左が小倉城庭園になっています。
その向かいが小倉城。
本当にたくさんの人が行きかっているのです。
城を超えると松本清張記念館もあって、散策するのがとても楽しい場所だと思います。

小倉城の正面?に立ってみた。

896.JPG 自転車と城♪

とっても天気が良くて、城がいいかんじになるなぁ。

結構、行ったり来たりして、そして中へと入る。
350円払って入ります。
1階には、小倉城下町のジオラマがあります。
2階3階は体験ゾーンになっているのですが、結構興味深かった。
子どもが体験して楽しめる感じになっているので、
別に城が好きじゃなくても来たくなる所だ。

結構興味深かった展示が、宮本武蔵のこと。
小倉藩の剣術指南役だった佐々木小次郎と、巌流島で決闘を行ったことが展示であったのですが、
2人の生涯を比べて展示しているのが「なるほど」って思った。
それから、細川忠興の夫人の細川ガラシャのことも「むむ」って思った。

5階は展望ゾーンになっています。
小倉の街を見渡すことができるのです。

898.JPG
 ▲ 下は小倉庭園。奥が紫川です。左に行く小倉駅。

小倉城は南蛮造り「唐造り」が有名なお城。
5階が4階よりも出ているのが特徴なのです。
森忠政が津山城築城の際、この小倉城を参考にするために家臣を派遣したそうです。
うーん、いい城ですねー。

897.JPG 4,5階の部分が分かりますか?

そんな小倉城を満喫して、ぐるっと本丸北の八坂神社の門の所から出ます。
もう一回お城の全体を眺めて、駅へと戻ります。

今回は小倉城だけ。
モノレールにも乗ってみたいし、他にも色々見てみたいので、
また今度訪れることにします。

小倉駅。
ここから日田彦山線に乗ります。
電車が来るまでちょっと時間があるので、ホームを渡り歩く。

909.JPG  913.JPG
       うん、なつかしい                  あー、ソニックだぁ

いや、九州の電車って本当に素敵だ。見ていて飽きません。

今回は18切符の旅なので、特急系は見るだけーーー。
それでもなんだか楽しいです。
日田彦山線が来るホームでのんびり待つ。

今のところ、九州に来た実感がわかなくて、なんとなく九州っぽい物を探す。

2009090611570000.jpg とりあえず買ってみた

喉も渇いていたので、このラベルのコーヒーを買ってみた。味は普通。。

ここから、今度は日田を目指します♪
行ってみたい町だったのです。
(頑張ってつづく・・・)


タグ:九州 小倉
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ぐるぐっりと、愛媛旅行記<終> [旅:京都より左]

訳あって、1ヶ月以上もサボっていました・・・・。

この3月4月5月に温泉とか行って、愛媛を忘れかけている・・・。
でも松山城のことだから書いてみる[バッド(下向き矢印)]



2009年1月14日愛媛の旅 151.jpg
 ▲ 松山城はいい形だーー


1月15日(木)
朝一番にバスで砥部に行って、
焼き物を見るというか、町をフラフラ楽しんだ後、
松山市駅周辺に戻ってきました。
最後にやはり松山城に行かなくては、なんだか松山に来た意味がないような気がする。

砥部は山のほうにあって、朝はあられが降ったりしたけれど、
街中に戻ってきたら、とってもいい青空になっていました。

テクテク松山城へと向かいます。
どう行けばよいのかわからず、看板を見ながら進む。
ロープウェイがあるのですね。
それで登りましょう。。


200901151101000.jpg  200901151103000.jpg
         こんにちは!                 スキーじゃないんだから
    
ロープウェイ乗り場は近代的な建物でした。
平日ですが人がパラパラ。
城にサラリーマンが多いのは何でなんだろう。。
仕事の合間に来ているのか、出張の帰りに来ているのか。

ロープウェイは箱型のもの。
そっちは混んでいたんだけれど、
係員に「リフトに乗りませんか?」って勧められて、あのいすに乗りました。
ちょっと怖いけれど、つかまらずに写真を撮ったり。結構楽しんだ。
あっという間に山の上です。
リフトを降りるとすぐに松山城の建物に出会える。

2009年1月14日愛媛の旅 132.jpg
 ▲ なだらかな階段の向こうにワクワクする♪

リフトを降りてから本丸まではすぐ。
ちょっと物足りない。。


2009年1月14日愛媛の旅 153.jpg
 ▲ どうやってこんなにステキに連ならせたんだろう・・・

松山城は勝山山頂にある連郭式平山城。
日本三大連立式平山城っていうのがあって、
それは姫路城と和歌山城と松山城なんだそうです。なるほどーー。
よく写真で見る松山城は、とってもいい感じに連なっていてステキなんだけれど、
あれはどこから撮っているんだろう。
なかなか連なっているを現すのって難しい。。

城の周りをぐるぐるするのが楽しそうだけれど、まずは中に入ってみる。
大天守は三重三階地下一階でできています。
外観もそうだけれど、中もいい感じです。
暗い感じで光っているのがいい。

中をトコトコ行って最上階へ。
2009年1月14日愛媛の旅 148.jpg  う~ん、いいなぁ

外の眺めも最高!
天気もいいし、海も山も見えるし。
城からの眺めはすごくいい。

高いところが好きで、よく高いビルの展望台に行くけれど、
それとは全然違うながめ。
なんだか贅沢な眺め。


2009年1月14日愛媛の旅 145.jpg
 ▲ 山あたりが道後温泉。
   あの海は、今治城へ続く海だなぁ。

長い時間、窓からの眺めを堪能した後は、城の周りをフラフラ歩きます。
松山城はすごくて、21棟の重要文化財があるのです。
それから、復興建造物もたくさん。
見るところが満載なのです。

松山城の初めの城主加藤嘉明が、26年の歳月をかけて築きあげたのです。
しかーし!完成間近に、会津40万石に転封。
ひぇぇぇーーです。
ちょっと待ってあげてもいいのに、完成まで待ってあげてもいいのに。
福島県人としてはちょっと複雑な気持ち。。

2009年1月14日愛媛の旅 155.jpg
 ▲ これは乾門と乾門東続櫓。そして乾門西塀。

大天守から左に歩いて行くと、いい感じの色の門や櫓があります。
乾門をくぐって見た感じ。
う~ん、いい。

気に入ったので、さらに眺める。

2009年1月14日愛媛の旅 157.jpg いいねーー

これは乾門東続櫓東折曲塀だーー。長い名前だ。
こんな感じで見ていくと、楽しくなってきて、
天守を真ん中に、ぐるぐる2回も3回も見て回ってしまう。

2009年1月14日愛媛の旅 158.jpg
 ▲ 南隅櫓と十間廊下と北隅櫓です
   このびょーーんとした姿がまたいい

こんな感じで満喫いていたら、そろそろ駅へ向かう時間になってきました。
一度本丸広場に戻って、ちょっと休憩する。
今日1月15日は、築城の日かなんかで、餅が配られていました。
間に合わなかった・・・。
それから、人力車と写真が撮れるとか、俳句募集とか。
平日なので混み合ってなく、のどかな感じ。
のんびり見れたからじっくり見れたし、また来たいなーって思いました。
いい城だなぁ。

帰りはロープウェイではなく、海抜132mの山をテクテク降りることにしました。
ちゃんと登場口があったんだ。それで登りたかった。

2009年1月14日愛媛の旅 160.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 163.jpg
      薄暗いけれど好きな道             二の丸史跡庭園あたり

こっちの道を通る人は多い。
上からも下からも。
昼時は、やはりこの城もサラリーマンが登ってくる。
なんて健康的なんだ[グッド(上向き矢印)]

山頂に本丸、中腹に二の丸、山麓に三の丸の連郭式平山城。
こっちから降りるとそこをいい感じに通れていい感じ。

すぐに麓。
うしろの松山城を見上げる。

2009年1月14日愛媛の旅 168.jpg
 ぼんやりだけれどねー

降りてきたらちょっと寂しくなった。
本当にまた来たいなぁ。

てくてく歩いて駅へと向かいます。
路面電車を探す。
ちょうど坊ちゃん列車に出くわした。

  今回は乗らなかったよーー  2009年1月14日愛媛の旅 170.jpg

松山駅でお土産を買って、駅弁を買って電車に乗り込みます。
特急を使わないとうまく乗り継ぎできない。
帰りは松山から特急に乗り、途中で降りて普通列車へ。
ドンどこ乗り継いで、京都から夜行バスで東京へ帰るのです。

2009年1月14日愛媛の旅 172.jpg
 ▲ 特急に乗れるのが本当にうれしい

やっぱり特急って快適だ。
新幹線とはまた違う。


001.jpg  200901151319000.jpg
      なんてシンプルなんだ               アナゴをもっと入れてほしい

松山へ向かうときは、
フェリーで上陸して、どんどこ予讃線に乗ってきましたが、帰りは快適!
駅弁を電車の中で食べることができるのが贅沢な感じ。

のんびりしながらも見逃さないように。
海側には城が3つは見えるから。
まずは今治城。

2009年1月14日愛媛の旅 175.jpg
 うわぁ、ぼんやり

あの細長い様相を確認できて満足。
そのあとは・・・グーグー寝てしまいました。。



いつ行ったのかも忘れてしまうような遠い昔の旅。
でもかなり満喫しました。
私の中では四国は近い感じなんですが、
高知だけはとっても遠い場所。
この次は高知を目指して来てみようかなーー。

この先もたくさん旅に行けますように・・・。
(おわり)


タグ: 松山
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ぐるぐるりと、愛媛旅行記<5> [旅:京都より左]

2009年1月14日愛媛の旅 123.jpg
 ▲ こんな煙突があるのです


さてやっと1月15日の朝です。
昨日、1月14日は、内子と伊予大洲、道後温泉を回って大満足。
今日は朝早くからバスに揺られます。

松山市駅からバスで40分のところにある砥部へと向かいます。
砥部って知らなかったのですが、何かの冊子に載っていて、
砥部焼きの所だと知ったのです。
あー、焼き物見たい。

朝7時前のバスに乗り込むと、学生が多かったかな。
松山市からの国道33号をどんどこ行くと、
いつしか景色はのどかになってきて、砥部に到着です。
朝8時前。町を歩いてみたかったのでこんな時間に来て見ました。

バスを降りて少し歩くと・・・
200901150753000.jpg  200901150749000.jpg
       すごいなぁ                 大事にされているリンゴのようだ

さすが焼き物の町だなぁ。
本当に歩いているだけで楽しい。

細い道を行って、小学校の脇を通ってちょっと道を登っていく。

2009年1月14日愛媛の旅 114.jpg
 ▲ こんな道。こんな高台に行く道。

歩道の所には、町の人が描いたのかな?そんな砥部焼きがタイルとして埋まっています。
そして壁には砥部焼きのアートか?割れている器等が埋まっている。

200901150759000.jpg こんな感じで♪

触ったりします。・・・取れない。
おもしろいなぁ。



すると・・・

2009年1月14日愛媛の旅 122.jpg
 ▲ なんか、惹かれる町だなぁ。好きだなぁ。

砥部焼きは、ずいぶん長い歴史があるようです。
昔々は陶器、今の磁器になったのは、18世紀のことだそうです。
ぽってりと厚みのある白磁に、藍の染付模様があるのが特徴です。
雑誌か何かで見て、私も好きになってしまったのです。

200901150909000.jpg こんなポスターが貼ってあった

さっきの写真のように、ここ砥部町は傾斜が多い。
それって登窯を設けるのに適した地らしい。
そんな砥部町をテクテク歩いてみました。

普通の町だ。
朝の8時過ぎ、普通に生活感がが漂ってくる。

2009年1月14日愛媛の旅 124.jpg いや、普通なんですが
                                       なんか、いい[グッド(上向き矢印)]


普通なんですが、ちょっと違うのは、
遠くに煙突がたくさん見えるところかなぁ。
あとは、民家の脇にみかんが売っているのが違う。でもこっちでは普通?
どうしても、みかんが売っているのを見てしまうと買いたくなってしまう。。。

2009年1月14日愛媛の旅 126.jpg
 ▲ 普通なんだけれど、くねくねしていたから、ちょっといいなーーって思って

テクテク歩いて30分くらいの範囲に、たくさんの窯元がありました。
ここには100軒くらいの窯元が点在しているそうです。
でも、窯元によって砥部焼きの感じが違っていた。
かわいかったり、上品だったり、渋かったり。
自分のお気に入りの物を見つけるのは楽しいでしょうね。

そう、お気に入りを1点買うっていうのがやりたい[ぴかぴか(新しい)]

色々と集めたい。
あーそんなことを考えたら、これからの私の旅は焼き物めぐりも!になるなぁ。

今まで行ったのは、
有田、伊万里、唐津、常滑、備前、清水・・・とかか。
なんか有名な名前がなくても、旅先で焼き物にはたくさん出会う。
・・・主婦になったら焼き物の旅にしよう。。
そうなったら城が1位じゃなくなるのか。
いや、何が目的なのか。電車か、町並みか。ネコか。。

200901150933001.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 127.jpg
    建物を見るのも楽しい               窯元。これは焼く前だね

1時間半くらい歩いた。
そろそろ松山市街へ戻ろうかな。
もう一度高台へ登ってみた。

2009年1月14日愛媛の旅 118.jpg
 ▲ タイルには町の人が描いて焼いたものがはまっていて、いいね

ここ砥部町には町の人が作った砥部焼きが至る所にあります。さっきも書いたけれど。
道や壁や手すりなど。
こんな焼き物の町、いいなぁ。

200901150926000.jpg これは
                                 町の人が描いた砥部焼きの手すり。
                                 寒かった。あられが降ったの。

砥部焼き、満喫でございます[ドコモポイント]

● 松山市  7:00 → 砥部 → 松山市 10:50
バスで松山市駅まで戻ってきました。
ここからあと少し松山を観光。
もちろん、松山城へ行きます♪ずっと松山城に行ってみたかった。

2009年1月14日愛媛の旅 130.jpg
 ▲ また出会ったよ♪

松山城は町の真ん中にあります。
テクテク歩いて向かいます。


(次回、やっと終わり・・・)

 


タグ:愛媛 砥部
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ぐるぐるりと、愛媛旅行記<4> [旅:京都より左]

すごい。
まだ1月14日のつづき。

愛媛に到着して、内子、伊予大洲と回ったところ。
伊予大洲は本当に見るところがあくさんあった。
今回は行けなかったけれど、ちょっと行くとステキな橋がたくさんある。
次は必ず橋を回ろう!と心に決めたのでした。

時刻は夕方5時。
予讃線に乗って松山まで戻るんだけれど、
今度は海沿いを行く。そう、ぐるっと松山へ戻る。

200901141702000.jpg  200903060047000.jpg
     今度はこれに乗ります              こんな感じのぐるっと

伊予大洲から松山までは1時間半。
本当は内子を通って行ったほうが早く着くんだけれど、
やっぱりぐるっとしたいから、外回り。
伊予長浜を過ぎると、電車は海沿いを走ります。
本当はこの眺めを堪能したかったのですが、もう暗くなってしまって、
途中からは、真っ暗闇になってしまいました。残念。

● 18:30 松山
朝早くから日が落ちるまで、めいいっぱいフラフラまわった。
ここまでで「よくやった!」って感じなのですが、
まだまだ。
松山に来たのだから、道後温泉に行かなくては[いい気分(温泉)]

ワクワクと路面電車に乗り込みます。
200901141843000.jpg なんてカワイイ電車なんでしょう。とっても気に入りました[るんるん]

幾つか行き先があるのですが、終点の道後温泉行きのに乗り込みます。
まだ松山の町を歩いていないのですが、
けっこう大きな感じの町。
途中までは大きなにぎやかな道を行きます。
道後温泉は近い。
だから、そんな道を行ってすぐに着く。

わたし的には1つ前の「道後公園」駅で降りたかった。
ここは湯築城跡なのです。目の前が。
湯築城跡は、日本100名城に入っている。
城一番だったら行くべきなんだけれど、時間がなくて・・・。
次の日も行きたい所があるし。
だからまたの機会に行くことにしたのです。
そう、こんな感じだから、旅は一生終わらないと思う。

2009年1月14日愛媛の旅 111.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 099.jpg
      いい感じの駅です               坊ちゃんカラクリ時計

道後駅に到着。
駅前の坊ちゃんからくり時計の脇には足湯もありました。
アーケードを通っていきます。
平日のため、にぎやかな感じではないのですが、なんだか楽しそうな感じ。
でも、温泉ぽくない。
本当に温泉があるのか疑ってしまうような、よくある商店街。
でも、ローソンを右にまがってちょっと行くと・・・。

2009年1月14日愛媛の旅 100.jpg
 ▲ どーーーんだった

急にこんなびっくりな建物が現れました。
これぞ私が目指していた所、道後温泉本館です。

木造三層楼のこの建物は、明治27年に建てられたものです。
平成6年には国の重要文化財に指定されました。

2009年1月14日愛媛の旅 102.jpg
 ▲ とっても立派な建物です。
   屋根の上に白い鳥がいるの。それがとってもかわいい。

ここには400円で入れるのですが、
それだと入り口が違って、お風呂しか行けない。
一番立派なコースは、個室に案内されて、お風呂に入って、中を見学して・・・。
私は中間のやつにした。
お風呂だけだとつまらないし、個室に案内されても独りだし・・・。

入り口の右側にある窓口で券を買う。そして中に入る。
すると、案内の人がついて、2階に案内されます。
そこには大広間があります。
縦に2列かごと座布団が並んでいて、その一つに案内される。
私、なぜか真ん中の座布団に案内された。
かごには浴衣が入っています。
お風呂に行く準備ができたら、浴衣とかを持ってお風呂へと行くのです。
案内の人がついて。

ちなみに風呂だけの人は1階から入る。
私はトコトコ廊下を歩いて小さな座敷に着いて、
そこにある下へ降りる階段を通って脱衣所へ行くのです。
緊張だーー。案内人がつくなんて。。。

そして風呂に入る。
お風呂は真ん中に湯船があるタイプ[いい気分(温泉)]
大広間には数人の(それもカップルとカップル)荷物しかありませんでした。
しかし湯船には人がいっぱい。
近所の人がたくさん来ているのです。
銭湯ってことだ。
そういうことなので、ここには石鹸とかは置いてありません。
洗面器に入れて持ってくるのが合っている感じです。

う~~ん、いいお湯だ。
ここのところの旅は、温泉づいている。
昨年夏には温泉津温泉に行っているし、城之崎温泉に行っているし、
元旦の旅では青森の浅虫温泉に行っているし。
(この旅の後の1月末には箱根、2月末には湯田中温泉に・・・)
温泉はいいものだ[ドコモポイント]

ここ道後温泉本館は、他とは全く異なる。
オプション付きって感じ。
お風呂を上がった私は浴衣に着替えて2階へ上がる。

2009年1月14日愛媛の旅 105.jpg これ、浴衣の模様。
                           大きなこれがいくつも書いてある。
                           贅沢プランの浴衣はこれが細かいの。

戻って座布団に座ると、お茶とお菓子が運ばれてきます。
わぁ、なんてステキなんだろう。
本当だったら、優雅な時間を満喫するのですが、
私の案内された席は、案内の人がたまっている場所の真ん前なのです。
そこに5,6人いらして、真っ直ぐ前を向くと目が合ってしまう感じ。。。
周りをキョロキョロ見ると、端にカップルが座っているだけで・・・。
どうも今日は暇なようです。
独りの私、大広間のど真ん中で気まずい感じでした。。

2009年1月14日愛媛の旅 104.jpg
 ▲ お茶とお菓子。かわいいでしょう♪

落ち着かなかったので、いそいそと動き出します。
すると、次は案内の人に着替え室に案内されます。
廊下をトコトコ行って、お風呂へ降りる階段の脇にある小部屋。
そこで着替えるのです。
ガラって戸を開けたら人がいて、着替えている途中でした。
わぁ。
暖房がきていて暖かい部屋でしたが、3人入ればまあまあな感じで、
知らないもの同士がそこに数人入るのって不思議な感じがしました。
先に着替えていた人はそそくさと出て行く。

2009年1月14日愛媛の旅 106.jpg 着替え部屋の感じ

大広間に戻ってみると、もうお茶とかは下げられていて、あとは帰るだけ。

階段を降りようとすると男性の係の人が、「上見ていきませんか?」って言ってくれました。
3階には夏目漱石が使った部屋があるそうです。
行ってみようかな。

2009年1月14日愛媛の旅 107.jpg
 ▲ 階段を上るとこんな感じ。両脇に個室が並ぶのです。

坊ちゃん部屋に入ると、写真や夏目漱石のことが書いてあるパネルが飾ってあります。
パネルの下にボタンがあって、それを押すと説明が流れてくるので、
畳に座って寛いで聞いてみたりします。
下の大広間よりも寛いじゃっているかも。

2009年1月14日愛媛の旅 108.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 109.jpg
      夏目漱石がいっぱい               電器のかさがかわいかった


こんな道後温泉本館でした。
なんだかんだ言って、けっこう満喫。来てよかった。

商店街を通って駅へと戻ります。
またあれに乗って松山市駅まで行きます。今日はこれでおしまい。

道後温泉駅には坊ちゃん列車がいる。

2009年1月14日愛媛の旅 112.jpg 明日乗りたいなぁ


明日15日は、松山城には必ず行く。
そしてもう一つ。
そこには旅に出るちょっと前に行きたくなった。パンフレットを見ていたら見つけて。
そこに行きたいがために、今回は湯築城を諦めたのです。


明日の朝はちょっと早い。
(もう少しつづく・・・・)


タグ: 愛媛 温泉
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ぐるぐるりと、愛媛旅行記<3> [旅:京都より左]

わーー!気づいたら1ヶ月以上経ってしまった・・・。
怠惰な感じだ。。
せっかく意気込んで愛媛の事書いたのに、
思いっきり中座してしまっていた。

今日から心を入れ替えて書く!

○○○×××○○○×××○○○×××○○○×××

2009年1月14日愛媛の旅 082.jpg
▲ 空と城が一体化している・・・



 1月14日の旅の続き。
岡山から竹原に行って、フェリーに乗って今治辺りに上陸して、
松山まで来て特急に乗った続き。。

松山から予讃線に乗って内子にやってきました。
内子とは。
江戸から明治にかけて木蝋と和紙の生産で栄えた町で、
当時の町並みや昔の建物を利用した博物館などが点在しています。
前からここに来てみたいなぁと思っていて来たんだけれど、
何だかお天気が・・・。今治では晴れていたのになぁ。

駅で町の地図をもらってテクテク歩きます。
内子の商店街までちょっと歩いて、町並み保存地区はさらに奥みたいです。
小雨。
本降りにならないといいなーーと思いながら早足で商店街を行きます。
商店街の中にも昔の建物は所々にありました。

200901141305000.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 044.jpg
      どーーんとありました              商いとくらしの博物館

そんな商店街もゆっくり見たかったのですが、
雨が結構降ってきて、これは傘なしでは限界のようです。
いつもならリュックに折り畳み傘を入れているのですが、忘れた!
なので買わなければなりません。
昔ながらの洋品店の前に傘が見えたので買うことにしました。
しかし、折りたたみ傘はなし。
ジャンプ傘400円を買うことにしました。それも紫。。。

伊予銀行を左に曲がると八日市・護国の町並みです。ここが見たかった。
町家が600m並ぶのです。

2009年1月14日愛媛の旅 048.jpg
 ▲ 白壁の家々が続きます

ここを真っ直ぐ行くと、いい感じの蔵が出現。

2009年1月14日愛媛の旅 053.jpg  いい色だねぇ

今日は平日。それもこの天気で、観光できた人はパラパラ。
まぁゆっくり見れていい。
この道にぎっちり人がいたら情緒がなくなってしまう。
天気はどんどん悪くなり、あー傘買ってよかったぁって思うくらいになりました。
ひどい雨だーー[雨]

そう、こんな感じに雨。

2009年1月14日愛媛の旅 056.jpg
 ▲ これが私の新しい傘、紫色の傘です

傘が紫ってなかったなぁって思って、ちょっと旅先でテンション上がって買っちゃった感じがします。
かなり目立つ。
でもこの天気でベージュとかの傘だったら寂しい感じだし。

家の軒下には、色んなものが置いてありました。
干し柿やみかん、しいたけ、銀杏、干し野菜。
それも安いから欲しくなってしまいます。
大きなしいたけがたくさん入って200円とか。東京ではその値段では買えないなぁ。
いつも思う。買いたいって。
昨年、大分に旅に行った時は杵築でみかんを買ってしまいました。
夜、ホテルで全部食べましたが。
旅は身軽に。
だから重ーーくなるものは買えないっていうのが、悩ましいところです。
結局、100円の銀杏だけ買う。
無人なので、竹でできたお金入れにポトンと入れる。

2009年1月14日愛媛の旅 046.jpg
 ▲ 竹細工もたくさん売っていました

こういう昔ながらの街並みも好きなんだけれど、
旅に出ると、どうしても細い路地が気になる。
なんてことはないんだけれど、ちょっとそっちに行きたくなったり、覗いてみたくなる。
だから覗く[目]

2009年1月14日愛媛の旅 045.jpg この先に何があるのかなー

さらに、いい感じの路地を見つける。
覗く[フリーダイヤル]

2009年1月14日愛媛の旅 054.jpg 曲がった先が気になる

ステキな町並みの本線だけ見ていれば、そんなに時間はかからないのですが、
路地ばっかり覗いていては、なかなか先に進みません。
そんなことをしていたら、
雨はみぞれに、そして雪になってしまいましたー。
内子って寒い所なんだ。

保存区域の端まで行って、戻ることにします。
帰りは行きには通らなかった道から帰る。

なんだか雨も止んで晴れてきた!
やっぱり私は晴れ女かなぁ。

2009年1月14日愛媛の旅 061.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 062.jpg
         内子座です                 ちょっと晴れてきた!



● 内子駅 → 伊予大洲

また電車に乗って、今度は伊予大洲を目指します。
伊予大洲に行きたいと思ったのは、もちろん、伊予大洲城があるからなのですが、
駅から15分位歩くみたい。

松山から予讃線に乗ってきましたが、
内子駅から伊予大洲駅の手前の新谷駅までを内子線というみたいです。
最初は松山から伊予大洲までが内子線だと思っていたのですが、もっと短い区間だったんだ。


天気はまたどんよりになってきました。
たまにパラパラ。


200901141429000.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 064.jpg
      普通の駅でした                  大洲城近くの商店街

商店街の中をどんどん歩きます。
結構長い商店街。川へ突き当たるまで進む。

2009年1月14日愛媛の旅 063.jpg
 ▲ こんもり小山の上にお城が見えます!

いい感じだなーと肱川を眺めます。
この川はとっても広くて雄大です。
橋を渡って右に曲がってしばらく行くと大洲城に着きます。

伊予大洲城は、4基の櫓が現存するお城です。
重要文化財の台所櫓、高欄櫓とL字型に多聞櫓で連結された複合式の天守です。
見た感じとってもきれい。
天守は平成16年に木造で復元されたもの。なるほど。
500円払って中に入ります。
城を見に来ている人は私しかいません。
券を買ったら受け付けのおじさんに昔の大洲城が載っているシールをもらいました!
わーうれしい[るんるん]

中に入ると、木の匂いがぷぅぅんとしました。
四層四階の大洲城の中は、展示物は少なく、お城の中に入ったことを楽しむ城でした。
また眺めがステキ。
肱川がとてもいいのです。
ずっと外を見ていたら、見つけてしまいました。電車を!

2009年1月14日愛媛の旅 069.jpg
 ▲ ぼんやりしているけれど、電車がーーー。
   お城と電車、ステキな組み合わせだ♪

ちょっと浮かれて、電車が通るのを3本くらい見てしまいました。
大洲城の歴史について何も書かず、城と電車の組み合わせに喜んで、終わり。

小早川氏で、最後が加藤氏で、間に藤堂高虎ということだ。

外に出ると、ちょっと晴れた[晴れ]

2009年1月14日愛媛の旅 080.jpg
 ▲ どんより空じゃなくて、やっぱり青い空の下の城がいいなぁ

城の周りをしばらくうろうろしてから戻ることにしました。
途中の案内板を見てみると、
ちょっと行った所に「お殿様公園」というものがあることが分かりました。
そこは三の丸南隅櫓公園とも呼ばれています。
行ってみると、ひっそりと櫓がありました。
人がいないので独りウロウロ。
しかし、櫓の下が高校になっているので、怪しまれる前に道を戻る。

そして、また城を見る。懲りずに。

2009年1月14日愛媛の旅 085.jpg 町の中に城がある

この後、川沿いに進んで、赤レンガの奴とか、江戸・明治の町並みとか、
昭和のレトロな所とかフラフラ見たけれど、長くなるので載せない。
伊予大洲はウロウロして楽しい町だってことです。


ますます思った。城がある町に住みたいなぁ。。
(がんばって つづく。。。)

 


タグ: 愛媛 内子
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ぐるぐるりと、愛媛旅行記<2> [旅:京都より左]

2009年1月14日愛媛の旅 028.jpg
 ▲ フェリーからの眺め。今、四国へと向かっているのです。


 1月14日(水) 竹原港 9:00 → 波方港 10:10
ただいま、本州から四国へと移動中です。
フェリーで突っ切る。
それも、島と島の間をすり抜けながら目指すのです。

200901140842000.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 021.jpg
    後ろ側のデッキの椅子です                 中の様子

ぐるりとフェリー内を探検。
2階の人のいる場所は、真ん中が室内、周りがデッキ。
この時間は丁度掃除の時間らしく、室内は掃除の人だらけでした。
お客さんより掃除の人のほうが多いくらい。
私は外の景色が見たいからデッキにいたのですが、
今の時期、本当に寒い。
手袋をしていたけれど、寒くて、ちょろっと中に入って、また出ての繰り返し。
船内は、前にソファ席、真ん中に売店と喫茶店のような椅子、
後ろにゴロンとできるステキな小上がりが4つくらい。

2009年1月14日愛媛の旅 033.jpg
 ▲ 私のお気に入りは、ここ。進行方向左のデッキ。
   日が当たってちょっとは暖かいし明るい。

進行方向左は日が当たって、いい感じ。
デッキには私一人しかいないので、歌とか歌って楽しい感じ♪
でも、右側にも行きたくなるんです。
なぜなら、右の島々には、あのキリンのようなものがたくさんいるから。
こっち側の島は造船関係のものが多いようです。

2009年1月14日愛媛の旅 030.jpg
 ▲ あんな感じで船な感じなのです。
   多い所にはキリンのようなものが4,5個並んでいました。

2009年1月14日愛媛の旅 022.jpg こんな眺めが続いていくのです

唐突ですが、みんな日本地図は持っているものなのか。
私は持っています。一家に一冊って感じがします。
地図は眺めているだけでとても楽しいです。
旅が終わって家に帰ってから、地図を開いてみました。
フェリー左側はしまなみ海道、大三島、大島だとは分かっていたのですが、
右側の島は大崎上島とかでした。工場のマーク発見。
地図を見て、あらためて島の多さにビックリしました。瀬戸内海、すごいなぁ。

そうこうしていると、前方には橋が見えてきます。

2009年1月14日愛媛の旅 031.jpg
 ▲ フェリー前方。うすーーく橋が見える。

おお、そろそろ四国に近いのか。
しまなみ海道が間近になってくると、一昨年のことを思い出します。
あの時は、今治城に行く前に、歩いて馬島まで歩いたなぁ。橋も1つだけ渡ったなぁ。

2009年1月14日愛媛の旅 034.jpg
 ▲ 島に次々と橋がかかってるーー[ぴかぴか(新しい)]

海側から島と橋を見ると、連なっているんだなぁって実感できます。
そう、この島々の右先が波方港なのです。

波方港に降り立ちました。
特に何もありません。
ここの場所は、駅までちょっとあるのです。
四国を思い描いて、
波方港から左へ行くと今治駅方面。
左へ行くと波方駅、松山方面です。
私は、今治方面の今治の一つ手前の駅の無人駅、波止浜駅から電車の乗ろうかなぁと思っていました。
そこへ行くにはバスかタクシー。
バスは40分待ちです。
タクシーの運ちゃんに誘われました。
しかし断り、40分バスを待ちました。

何もない。でも、港の向かい側には神社がありました。
ちょっと行ってみるか。
結構立派な神社で、急な階段を上に登っていくとそこに神社がある。
とっても眺めがいいところで、お墓もあって、
ここのお墓の人は眺めがよくていなーって思ったりしました。

200901141030000.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 039.jpg
   神社の境内には馬がおられる            階段の上からの眺め

今日は晴れだけれど、動いていないと寒い。
神社をフラフラした後は、海沿いを歩いて海を観察。

2009年1月14日愛媛の旅 040.jpg
 ▲ 小舟がたくさん、ゆらりゆらりです

バスがやってきました。
ここから8分くらいで波止浜駅近くに着くはず。
電車への乗り継ぎが微妙で、一応私の調べたところ、5分の余裕はあるはず。
バスの運転手さんに、「波止浜駅へはどこで降りればいいんですか?」と聞く。
すると、「バス停降りてから歩くよー」って言われて焦ります。
これは間に合わないかもしれない・・・。
予讃線も微妙で、私が乗りたい電車に乗り遅れたら、普通列車なら1時間以上待ちだーー。
バスが動き出してしばらくすると、地元のおばあちゃん達が乗ってきました。
運転手さんが、「波止浜駅へはどこで降りたら近いか知っている人いませんかー」って
アナウンスをしてくれたのです。
すると、前に乗っていたおばあちゃんが、
「○○で降りたほうがいい。△△のほうが駅には近いけれど、分かりづらいから」
って教えてくれたのです!
お礼を言って、そのバス停で降りました。
横断歩道を渡って真っ直ぐ道なりに行くそうなのですが、
「ほら、渡って」と、バスが止まってくれて、その前を渡らせてくれました。
ありがとうございますって何回言ったか。本当にありがたいです。
私は結構調べて旅に出るのですが、
バス停から駅へのルートって、実際行ってみると初めての土地で分かりづらかったりする。
地元の人の声は本当にありがたい[ドコモポイント]

駅は見えない。ちょっと走っちゃったりしました。
おばあちゃんが言ったとおり、真っ直ぐ行ったらすぐに駅があった。
電車が来るまで3分。間に合った!


200901141107000.jpg 本当に無人だった・・・

無人駅はのどかだなぁ。
ホームの橋を渡って向こう側で待っていた。

2009年1月14日愛媛の旅 042.jpg
 ▲ ホームの橋から駅を見たらこんな感じ

そしたら、電車が着いたのが反対側のホームだった。間違った。
急いで走って戻る。ビックリするなぁ。

2009年1月14日愛媛の旅 043.jpg  200901141218000.jpg
      かわいい駅だった           1両編成の予讃線に乗って松山まで

波止浜駅から松山まで1時間電車に揺られます。
距離的には短い感じがするのですが、駅は14個。
天気のせいだけではないと思うのですが、なんだか予讃線のこの部分は
明るい、ハツラツとした感じがしました。なんか楽しい感じ。
みかんの国は楽しそうだなぁって、
私の勝手な妄想でそう思ったというのが大きいと思うのですが、そう感じたのです。


● 波止浜駅 11:10 → 松山駅 12:17
ちらちら外の景色を見ていると、とうとう松山駅に着きました。
今回は愛媛といっても今治辺りではなく、松山周辺を目指していたので、
やっとといった感じです。
そうなんだけれど、朝から6時間、
結構楽しかったなぁ。
今日はまだまだ続いて、まだまだ盛りだくさん。

着いてすぐに、電車を乗り換えます。
予讃線の内側を通って内子を目指します[グッド(上向き矢印)]

四国だけではないのですが、旅先で、18切符の限界に突き当たります。
私の旅の時間が限られているので、移動できる範囲が狭くなってしまうのです。
うまく特急を使って移動が正しいかなぁって、
松山から内子まで特急に乗ります。

200901141222000.jpg 普通っぽい。宇和海9号です

切符代は1200円ちょっと。25分で内子に着きます。
見た目は普通っぽいけれど、中は特急って感じで快適でした。

予讃線の内側は山と山の間を進むといった感じです。
そう、松山に着いた時にちょっと曇っているなぁって思ったのですが、
さらに黒く曇ってきて、
トンネルとか抜けちゃうと、そこは雪国になっていました!
勝手に四国は暖かいだろうって思っていた。
山のほうは雪なんだーーー。
そんな中を電車が進むので、内子に着いてからのことが不安になります。

200901141252000.jpg 不安を抱きながら内子に到着

駅の上がホームです。内子はそんな駅。

さて、内子観光へ出かけましょうか。
不安だけれど、楽しみで胸がドキドキ。

(内子巡りへつづく。。。)


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ぐるぐるりと、愛媛旅行記<1> [旅:京都より左]

本当は、寝台のはやぶさに乗りたかった。
どうしても乗りたかった。
乗ればよかったのに、
何だか、これからお金かかるし~とか考えてしまって、躊躇してしまった。
・・・もったいない。
でも九州に行って2日間っていうのも何だか違う気がして、
じゃぁ、どこに行こうかなぁって考えていたら、
何となく愛媛になった。
ちょっと失礼な感じ。
でも、愛媛に行こう!って決めたら、行きたい所がどんどん出てきて大変なことになった[ドコモポイント]
そんな愛媛の旅日記を書きます[るんるん]



 1月14日(水)
いつも通りの18切符の旅にしたのですが、着くまでにかなりの時間がかかるので、
行きは夜行バスで岡山まで行くことにしました。
今回のバス、物凄く椅子がよかった。頭の上がドームのようにできて、いい感じ。
グーグー寝れたので岡山に着いた時には目はパッチリでした。

岡山からどうやって愛媛に行こう・・・。色々考えた。
岡山着が朝の5時半予定。
もし、もっと早く着いたら(5時19分発)瀬戸大橋経由、途中特急に乗ってかなぁって考えていたのですが、
岡山に着いたのが5時半過ぎだったのでもう一つのルートで。
山陽本線に乗り換えて、どんどこ広島方面に向かいます。

2009年1月14日愛媛の旅 001.jpg
 ▲ そう、糸崎まで来たのです

写真の電車は私が乗ってきた電車。
この電車、いつも思う。寒い。
冬に乗るといつも寒い。もう少し暖かくして欲しいなぁ。
乗り換えた私は呉線へと入ります。

三原駅を過ぎると、電車はぐにゃっと曲がって海沿いを行きます。
呉線はいい。
海なんだけれど山で、トンネルもある。
でも、三原から広島をつなぐ山陽本線の車窓も好きです。なんだか残る車窓。

2009年1月14日愛媛の旅 004.jpg
 ▲ 呉線の眺め。やっぱり朝早いのはいい。
   得した気分になる♪

● 岡山 5:51 → 竹原 8:08

呉線の竹原駅にやってきました。
どうしてここで降りたのか。
それは、フェリーで四国に渡るためです!
昨年、今治を訪れた時も、ここから朝一番のフェリーで渡りました。
その時が本当に楽しかったから、また乗りたくなったのです。

200901140808000.jpg 降り立ったのは2度目の竹原駅

フェリーの出航時間は9時ちょうど。
駅から結構歩くのです。
でも、でも、ちょっとだけでいいので寄りたい所があった。
ちょろっとだけ竹原の町並みを見てからフェリーに乗りたかったのです。
ここ竹原は安芸の小京都と言われています。
じっくりみるんだったらもう少し遅い時間に来て、のんびり回ったほうがいい。
普明閣から竹原の町が一望できるので、絶対行ったほうがいい。
しかし今日は朝早いし、ちょっとしか時間がないので、
町の入り口辺りを見て満足しようかな。

フェリー乗り場とは反対方向へ歩いて5分位?
右に曲がって左に曲がれば現れる。

2009年1月14日愛媛の旅 008.jpg
 ▲ 朝はあまり人がいない。ウキウキと歩く。

町並みが保存されているのってステキですねー。

   こんな蔵がある。いいねぇ~    2009年1月14日愛媛の旅 006.jpg

竹原は江戸時代後期、製塩や酒造業で栄えたお屋敷や
由緒あるお寺のある町並みです。
ここはほんの入り口で、この先にもっともっと道が続いています。

2009年1月14日愛媛の旅 012.jpg 細い路地は入りたくなる

ここを入ると長生寺というお寺に行くことができます。
そして普明閣、西方寺と続くのです。

もっともっと歩いていたかったけれど、フェリーの時間がヤバイです。
早歩きで海のほうへと歩いていきます。

そんなに遠いわけではないと思うのですが、なかなか着かない。
車がビュンビュン通る道を海沿いに進んでいきます。
すると・・・

2009年1月14日愛媛の旅 014.jpg あー着いたぁ

もうすでにフェリーが止まっていました。
1度来たことがあるので慣れたもので、
隣の建物の中に入って窓口で券を買います。竹原港から波方港まで1200円です。
そう、そしてここから乗る。このまま進む。

200901140841000.jpg 車と人は同じ入り口

脇にある階段を登って上の人が乗るところへ。
ちなみに、私が乗るフェリーの外観は、これ。

2009年1月14日愛媛の旅 015.jpg
 ▲ 下の緑がかわいい。
    1階が車の部屋、2階が人間の乗り場、3階は舟の乗務員の場所。

乗客はちらほらです。
ほとんど顔見知りのようです。
昨年乗ったときもそうだった。
旅でこれで渡るのはたくさんはいないのかなぁ。
広島辺りから四国へ渡るフェリーはいくつかある。
呉辺りから松山近くの港まで行くのもある。
早くて豪華なフェリーは5000円以上したりして、
その下は2600円くらい。そして私が乗っているこれは1200円。
ただ、着く場所が今治のほうだから(今治からも少しある)、だからそんなに乗らないのかなぁ。
お昼くらいのはたくさん人が乗るのかなぁ。

そんなことを考えてフェリーの上から海を眺めていると、
隣にどんどんフェリーがやってきます。
そして、車や人がどんどん降りていくのです。

2009年1月14日愛媛の旅 016.jpg  2009年1月14日愛媛の旅 018.jpg
     エメラルドっぽいフェリー             車がたくさん乗るんだー

あっ、そうか。今は9時前。通勤なのかぁ。
瀬戸内海の島から来るのかなぁ。

色々と考えていたらフェリーが動き出しました。
竹原港から波方港まで、1時間10分。
ちょっとの間だけれど、船の旅を楽しみたいと思います♪

2009年1月14日愛媛の旅 020.jpg
 ▲ 朝の9時。ちょっと雲があるけれど、まあまあの天気みたい。


(次は海の旅のつづき・・・)


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忘れないでー島根旅行記<終> [旅:京都より左]

2008年8月 島根の 170.jpg
 ▲ もう島根とはサヨナラしましたーー


 8月28日の続き。。。
松江を満喫した後は、もう帰るだけです。
帰りは山陰本線をずーーっと走って京都まで行って、そこから夜行バスで東京に帰ります。


● 13:10 米子駅
鳥取県に戻ってきました。
乗換えまでに時間があるのでちょっとフラフラしようかなーー。
用もなく0番ホームへ行くと、ちょうど猫娘の境港線が出て行ったところでした。
この後、目玉のオヤジ電車(上記)は見ることが出来たので、
猫娘も見れたら、鬼太郎、ねずみ男、目玉のオヤジ、猫娘と全種類制覇だったのに!
・・・そんなことを思ってしまいました。

どうフラフラしようか。
米子駅向かいにあるベンチで、松江駅で買った「出雲割子そば」を食べて考えます。
「米子城に行くかぁ」
観光協会で行き方を聞いて行ってみることにしました。
なんだかバスで行くそうで、ちょっとバスに乗ってみたら間違っちゃって、
結局、途中で降りてテクテク15分ばかり歩いた。

そしたら着いた。
2008年8月 島根の 171.jpg なんとなく現れる

米子城跡は小山なんです。
そう、向かう時は着くかどうか不安で余裕がなくて分からなかったけれど、
帰りに山を降りて振り返ったら、山の上に石垣が見えた。
そんなお城なのです。
だからどんよりな山道を登るということだ。

2008年8月 島根の 175.jpg
 ▲ うわぁぁ、一人で登るの怖いなぁ。。。
   登れって言われても。上りたい気持ちにさせてほしい。。。

松江城に登った辺りまでは晴れていたのですが、
松江城のお堀の周りを歩いた辺りから、空はどんよりになっていました。
そして、米子も同じくどんより。
だからこの山道も、ますますどんよりなんです。

ここまで来たら登るんですけれど。

2008年8月 島根の 176.jpg  2008年8月 島根の 190.jpg
     こんな薄暗い道を行く              石があるところはまだいいんだ

くねくねとした道です。
とっても湿っていて滑ります。気をつけて歩かないと危ないのです。
そして、分かりきったことですが、人はおりません。
こんな怪しげな空模様の午後、好き好んで山を登ったりしないです。
とにかく気をつけながら早足です。
途中、お地蔵さんたちがいらっしゃいました。
親切に「頂上こっち」みたいな看板があったので、それを見ながら行きます。
早く明るい所に出たいです。

あー、明かりがーー。
2008年8月 島根の 177.jpg
 ▲ なんだかうれしかったです。光って大事だなぁ。

じめじめ道をがんばって行くと、やっと明かりが見えたのです。
それも、もさもさ草の中の石段と、その奥の石垣。

2008年8月 島根の 179.jpg
 ▲ 天守台に登りましょう!

夏だから草がもさもさなんでしょうねー。
そんな石段を登ったところは、とっても広い敷地でした。
天守がなくなってならしたような土地。広い平面でびっくりした。
平面の先はもちろん柵はなく、気をつけないと落ちます。

2008年8月 島根の 184.jpg こーんな感じ

米子城は不思議な所。
3つの城があったそうです。
今登った所は湊山で本丸。
他に丸山:円膳丸(49m)、飯山:出丸(52m)とあります。
中村一氏が建てた五重の大天守と、
吉川広宗が建てた四重の天守が並立していたんだそうです。
あーすごい。見てみたかったなぁ(その図があったけれど、撮ってこなかった[バッド(下向き矢印)])。

2008年8月 島根の 183.jpg
 ▲ こっちは米子の市街地。
   緑の無駄毛が生えた石垣の下は、一生懸命登ってきた山の木たち。


2008年8月 島根の 185.jpg
 ▲ 凄くいい眺めなんだけれど、空がどんよりすぎる。
    ちょっとやばいです。

天守には下の案内図がありました。
今いる米子城は赤い所。
そこに伸びている先には境港があるのです。
とってもいい所だ。
中海があって、大山があって。境港があって。
米子城、結構好きかも知れません。

2008年8月 島根の 188.jpg こんな地形

そんなことを思っていたら、雨がポツポツやってきました。
ひやぁぁ大変です。
暗くなってあの道を降りるのは嫌だ。
急いでおります。
下までやってくると、丁度上り始めている若者がおりました。
こんな日に城跡に来るのは私だけではないということだ。たくさんいるということだ。。

米子城へは他からも登れる所があります。
隣の内膳丸の所も登れるのかなぁ。
今度来たらまた登ってみます。
今度は晴れがいいです。
晴れていて、あの天守台に登ったなら、眺めがいいでしょうねー。
ここ、遠足とかで来て、シートを敷いてお弁当とか食べてみたい所です♪

今度は鳥取さよおならーー。
ここからは、ひたすら山陰本線に乗っていきます。
200808271546000.jpg こいつはいい色だねーー

雨がポツポツ来ているので、車窓はちょっと暗め。
それでも海を見ようと、ずっと外を見ているのです。

2008年8月 島根の 191.jpg
 ▲ ここはどこでしょう。 
   何度見ても、この日本海の眺めは好きだなぁ。

米子駅を出て、倉吉、鳥取駅を過ぎて、兵庫県に入っていきます。
この海は、餘部駅の所の海だ。
餘部鉄橋、今は工事中なのかなぁ。
あの赤い大きな橋の下に広がる海がステキでねー、降りたくなるところです。

そして電車は進んで、鎧駅へやってきました。

2008年8月 島根の 193.jpg あー暗い

鎧駅のホームにはベンチがあります。
そこからは海が一望できる。
1度それをやってみたくて、
今回、本当はここに降り立って、次の電車が来るま
での1時間、のんびりするつもりだったんだけれど、
こんな天気だから諦めました。
残念です。。。

それならば、途中の城之崎温泉で立ち寄り湯だ!
時間に余裕が出来たので、またまた温泉に入ることにしました。
温泉津温泉、しんじ湖温泉(足湯)、城之崎温泉と、どんだけ温泉に入るんだって感じです。
城之崎温泉は3度目。全部立ち寄り湯ですが。

2008年8月 島根の 194.jpg  2008年8月 島根の 195.jpg
     この感じが城之崎温泉かなぁ         あー旅館に泊まってみたいなぁ

2008年8月 島根の 196.jpg  2008年8月 島根の 197.jpg
     午後6時。電灯が灯りました           今回は地蔵湯にはいりました

ここは若者カップルが多い。
東京からだととっても遠い所ですが、
関西の人は来やすいのかなぁ?
温泉街の雰囲気がとてもよくて、ステキな所です。
春の桜の時期もいい感じでした。
駅前には足湯があったり、駅から近めの地蔵湯の他に
柳湯、一の湯、御所の湯等の外湯が点在しているので、
ちょっと温泉に入りたいなぁっていう時はいいかも。
あー、ここに来るまでが大変か。。

こんな感じで温泉に入り、無事京都までたどり着き、
夜行バスで東京に帰ったのでしたー。


島根の旅?長かったなぁ。
いつの話だって感じです。でも何回も島根を思い返したってことで楽しかったか。
初島根は、また来たいって思いを見事に膨らませてくれました。
やっぱり石見銀山に行ってみたい。
それもゆっくり回ってみたい。
それから、木次線にも三江線にも乗りたいんですが、
日本中、行きたい所だらけないので、いつ行けるかなぁ。

今回もとっても楽しい旅でした♪
(島根旅行記、おわり[ドコモポイント]


タグ: 米子
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忘れないでーー島根旅行記<6> [旅:京都より左]

2008年8月 島根の 137.jpg
 ▲ やっぱり松江城に来たのでした・・・


 8月28日(木)
島根の旅2日目です。やっとね。。
2日目のことを考えて出雲市に泊まったのです。
朝6時。
駅からちょっと遠い所に泊まったので、てくてく駅へと歩きます。

2008年8月 島根の 108.jpg おはようございますー

何故ゆえ出雲市に泊まったかというと、今日も一畑電車に乗るからです!
今日は松江に行くからってことも一つですが、
電鉄出雲市駅から、松江しんじ湖温泉駅までの北松江線に乗りたかったというのが一番の理由。

2008年8月 島根の 109.jpg
 ▲ 昨日は一畑電車のことで頭がいっぱいだった。これ、JRの出雲市駅。

始発の6:34に乗ります。
これに乗ると松江しんじ湖温泉駅には7:43に着きます。
すごいねー、1時間以上かかるんだねーー。何ででしょう。

2008年8月 島根の 110.jpg 懲りずにまた一畑電車♪

また乗れることを喜ぶ♪
始発って言っても6時半過ぎているからね。
平日なので、通勤の方々が乗ってきます。

2008年8月 島根の 111.jpg
 ▲ よし!松江に向けて出発だ!

のんびり電車は動きます。
途中までは空いていながらも仕事へ行く人が多かった。
途中からは学生がたくさん乗ってきました。
平日だからかな?8月の終わり、まだ夏休みじゃないのかな?

ボーっと電車に乗っていて、なんとなく思っていたことがあったんだけれど、
川跡駅を越えた辺りから確信になってきた。
なんか、車がびゅんびゅんだなぁって。
車が早いのか、一畑電車がのんびりなのか・・・。
そんなこともあって、いつの間にかウトウト。
気づくと、進行方向が変わっている。夢のよう。。
そう、一畑口駅を過ぎていたのです。
この駅はスイッチバックの駅。
以前はこの先に枝分かれして線路が続いていたのですが、今はない。
いつのまにか、私の正面に宍道湖がいました。
またね、湖が広くてね。これもまた、なかなか進まない感じを増徴させます。
そんな1時間が終わって、松江しんじ湖温泉駅に到着しました。

2008年8月 島根の 121.jpg  2008年8月 島根の 122.jpg
      おおー、ガラス駅だ           こんな車両もある。5000系らしい・・・

駅前には足湯がある。
入る。
駅には学生がたくさんいたけれど、恥ずかしがらず足湯に入る。
温まったらちょっと宍道湖を観に。
駅のすぐ脇が湖です。
大きな道路、431号線は車だらけです(ずっと一畑電車と平行していた道路)。
通勤ですかねー。

その道路を渡ると宍道湖が広がっている。

2008年8月 島根の 120.jpg
 ▲ 広いよーー。果てが分からない。分かるけれど・・・。

宍道湖にはたくさんの船がいました。
もしや、シジミを採っているのか!?宍道湖と言ったらシジミだし。


しばらく湖を眺めて、今度はあそこを目指します。
もちろん、松江城です[exclamation]
今日もメインは、朝一番の松江城ですからーー。
戻って駅を超えてしばらく歩くと堀っぽいのが現れます。

2008年8月 島根の 124.jpg
 ▲ 小さな橋を渡って堀の脇を歩く。楽しい。

この道、結構人がいるのです。
お勤め人がたくさん歩いている。
何でかな?って思ったら、松江城の前は島根県庁でした。
それから裁判所や図書館等もあります。

2008年8月 島根の 126.jpg  2008年8月 島根の 127.jpg
   お堀の脇に白鳥の石像がいた           橋を渡って入ります

そんな人たちに混ざりながら、ちょっと県庁の中を通って城に近づく。
千鳥橋を渡って、すぐ右の階段を登ります。

2008年8月 島根の 130.jpg
 ▲ そんなに高くない場所だけれど、いい眺めです。
   お堀の周りの道路は混んでいるみたい・・・。


2008年8月 島根の 131.jpg  2008年8月 島根の 134.jpg
      これは南櫓かな?                   結構広いのですよ

この南櫓にも入ることが出来ます。
2階に上がって外を眺めたりー。
ここからちょっと行くと太鼓櫓があります。
三ノ門跡を通って二ノ門跡、一ノ門を通っていくと本丸にたどり着きます。

2008年8月 島根の 138.jpg  2008年8月 島根の 135.jpg
     ここの階段を右に行くのです            何となく、こんな感じの所

松江城の敷地は広いです。結構櫓跡も残っていて、見ごたえがあるのです。
太鼓を打って時刻を知らせる太鼓櫓と中櫓、南東を監視するための南櫓は、
平成13年に復元されたものなのです。125年ぶりだって。


2008年8月 島根の 139.jpg
 ▲ 立派ですねーー

松江城。
全国に現存する12天守の一つです。
城の前にちょこんと出ているのは付櫓といいます。
パンフレットによると、天守閣の平面規模では2番目、高さでは3番目、古さでは6番目と。
こう載っていると、高さ2番目はどこかとか気になってくる。

券を買って中に入ります。
近くにある武家屋敷とか小泉八雲記念館とのセットの券もあったけれど、
その券にはお城の絵がなかったから、城だけの券を買いました。。

中はとってもステキです。木が輝いています。
入って入り口の階段を登ると、大きな桶のようなものに出会います。
これは地下にある井戸でした。
深さが24メートルもあるって、水がたくさん蓄えてあったんだ。

2008年8月 島根の 153.jpg 桐の階段。
                              板の厚さは10センチもある

外観5層の最上階に上がります。
2008年8月 島根の 149.jpg なんてオープンな所なんだ!


2008年8月 島根の 148.jpg
 ▲ 天守からの眺め。奥は宍道湖です。

造りすぎていなくていい感じのところでした。
四方の窓が全開で、とっても爽やかでした。
松江の町って城の周り?湖の周りにきれいにくっついている。
上は日本海、横には宍道湖と中海がある。
なんて水に恵まれた所なんでしょう。
城の上から町を眺めて、本当にいい眺めだなぁって、いい町だなぁって思いました。
あー、松江城を残しておいてくれてありがとう[ハートたち(複数ハート)]だ。

天守閣を満喫したのでそろそろ降ります。
本丸から北へ向かって、北ノ門跡から出て歩くことにしました。
ここで失敗してしまったことがある。
大手門のほうに行かなかったこと(天守閣に満足してしまった。。。)。
本当はそこに行かないといけなかったのです。
先ほど書いた3層の櫓越しに見る天守がとても絵になるだったらしい・・・。
ダメだ。把握しないで来たのがいけない。
パンフレットにも載っていたのに、本当にもったいないことをしましたーー。

北ノ門跡から出て石段を降りる。

2008年8月 島根の 157.jpg
 ▲ ここって絵になります♪何度も上り下りをする。

この下が米倉跡、二ノ丸辺りになります。
そちらではなく、馬洗池の脇を通って北ノ丸のほうへ行きます。
そこにある護国神社、城山稲荷神社を超えて堀を渡ります。

なんだか前からおじいさんがやってきます。
ボランティアの方かな?
一人ぼっちの私を見つけて「写真撮ってあげましょう」と護国神社の前で撮ってくれました。
灰色の鳥居の前に一人・・・で

その護国神社のすぐ脇は、
カーブになった溝と、斜めになった草たちがありました。

 いや、斜めだなぁって思って  2008年8月 島根の 162.jpg

護国神社を超えると右手に稲荷神社です。

2008年8月 島根の 163.jpg いや、狐だなぁって思って

城の道は楽しい。
ここ松江城も出雲大社と同じように若い女の子同士が多かったのですが、
一人でもいいんです。
まぁ自分の世界に入っていていいっていうか、
稲荷橋を超えてお堀でたそがれていても、別にいいのです。

2008年8月 島根の 165.jpg
 ▲ あっ!遊覧船が、お舟がどんどん来た!

お堀でのんびりしていると、向こうから小船がやってきます。
松江城の周り、堀川遊覧というのがあるようです。
稲荷橋の次の新橋の所では、私がいる橋の下を舟が通って行きました。
いいなー、いいなー、乗りたいなぁ。
船頭さんが器用に舵を取っていて、お客さんと楽しそうに話していて、、、
今度来た時、絶対乗ることに決めました。

この堀の脇に小泉八雲記念館、八雲旧居、田部美術館、武家屋敷、お土産屋さん等があります。
せっかく来たので小泉八雲にも会いたいと、ちょっと入ってみることにしました。

2008年8月 島根の 168.jpg
 ▲ ここは小泉八雲の旧居です

記念館の中は、そんなに広くないのですが、小泉八雲でいっぱいです。
小泉八雲といえば、高校で習ったなぁ、『怪談』だったなぁ位しか知識がなかったのですが、
たくさんの資料を見ていいなって思いました。あったかそうで。
小泉セツの英単語を勉強する手帳がとってもかわいかったです♪


こんな松江でした。
お土産のシジミを買って帰ります。
山陰本線に乗ってどんどん行きます。京都へ向かうのです。
長かった島根の旅は終わりに近づいています。。。
(次回、最後です[ドコモポイント]


タグ: 島根 松江
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忘れないでーー島根旅行記<5> [旅:京都より左]

四万温泉から温泉津温泉へ戻ってきましたーー[ドコモポイント]


まだ1日目の8月27日なのに、旅行記が5になってしまった。。。


そう、やっとやっと温泉津温泉へと向かったっていうこと。
入り口入ってしばらくは温泉津温泉じゃないのかな?
途中まで行くと、またゲートがあります。

2008年8月 島根の 090.jpg
 ▲ これには石見銀山のことにも触れていますねー

ここの道にはお寺とか神社がある。
それも、結構古くて趣がある感じ。
一つ悔やんだことがあった。
途中に龍御前神社というのがあったのですが、そこを素通りしてしまった。
温泉にワクワクしていたから。
でもここは行かないといけなかった。
この神社の上の岩が龍のお顔の形をしているのだそうです。後からそれを知ったのです。。。

道沿いに進んでいく。
突き当たると、真っ直ぐに行くこともできるんだけれど、それは細い道。
温泉へは右に曲がるようです。

2008年8月 島根の 088.jpg でも細い道も見る

右に曲がると、、、
あーー、温泉街だ!ってうれしくなった♪

2008年8月 島根の 094.jpg
 ▲ もう旅館の明かりが灯っている

温泉津温泉はこじんまりしているんだけれど、レトロな雰囲気が漂っていてステキな所です。
旅館の間には、カフェやギャラリー等もあっていい感じです。
本当にカフェ、いい感じだった[ハートたち(複数ハート)]
入りたいなーと思ったけれど、、、また次来るから、その時に入る。
ここまで来ると、結構人がいます。
旅館に泊まっている人もいます。
だから、カフェやステキな飲み屋さんにも人がいました。

ここには2軒の共同浴場があります。
そこに入ろうと思って来たのです。元湯と薬師湯。
今回は薬師湯に入ることにしました。
温泉津温泉は、古くから薬効の高さで知られているのですが、
この薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で、
最高評価オール5の認定を受けている湯なのだそうです。すごい!
これは入ってみたいって、ずっと思っていたのです。
なんか、贅沢な感じがします[ドコモポイント]

2008年8月 島根の 093.jpg これが元湯です。今度入ります。


そしてこれが薬師湯。
2008年8月 島根の 091.jpg きれいな建物です

新しいじゃないかって思ったのですが、
300円払って中に入って湯船を覗いたら、おおおーーーって思った。
こりゃぁすごい[exclamation]
中は昔のままか。
床も湯船も茶褐色に固まっているのです。温泉成分が。
ここ薬師湯は、万病に効果がある。すごいねぇ。
それから、ここは明治5年の浜田大地震の時に出来た湯なんだそうです。
「震湯」とも呼ばれていた。そして「鯰の湯」とも。それは地震からきたのか。
湯船のお湯が出るところが鯰になっていたーー♪
ちなみに元湯は1300年の歴史がある。

地元の人かな?常連さんがのんびり湯につかっていました。
どれどれも私もって入ってみると、またまたビックリ。
いい湯加減ですね[いい気分(温泉)]
体の芯からあったまっちゃいました。

お金払っている時に受付の人に、
「お風呂あがったら、上でゆっくりしていってくださいね」って言われた。
お風呂あがってまた「生憎の雨ですが、上からの景色見ていってください」って言われた。
ちょっとレトロちっくな階段を上っていくと、そこは休憩所になっていました。

2008年8月 島根の 098.jpg
 ▲ レトロな窓から手が出せず、写真が斜めになっちゃったのです。
   まぁこれもいいかぁ。。

薄暗くなってきて、旅館の灯りが灯ってきて、なんとも風情ある眺めです。
お風呂上りにゆっくり温泉街を見るのって、いいなーって思いました。
温泉街を歩くのはあるけれど、温泉街を上から見るってなかなかないかなー。

ちょっと時刻表見たりして、何時の電車に乗ろうかなー等考えていたのですが、
あっ、まだ階段が上へと続いていると気づいたのです。
行っても大丈夫のようなので、何があるのかな?って興味本位で上ってみました。
すると・・・
なんと!テラスになっていたのです!

2008年8月 島根の 095.jpg  2008年8月 島根の 099.jpg
       街を見下ろせるのです            ご自由に・・・いいんですか?

階段を上りきると、そこには自由に飲めるコーヒーの機械が置いてありました。
そして、両側に扉があり、外のテラスに出られるようになっているのです。
ビックリしました。
コーヒーを入れてサンダルを履いてテラスへと出ます。
雨が降っていたのですが、
奥のほうにはパラソルの下にイスとテーブルがあったので、そこに座ってコーヒーを飲みました。
雨ザーザーなのでテラスには私一人です。
雨ザーザーなのにテラスに出るって、どんだけ好奇心旺盛なんだって感じです。

2008年8月 島根の 097.jpg
 ▲ こっちは温泉街の奥のほう。ちょっと行くと温泉街は終わり。

薬師湯よりさらに奥にも道は続いていて、
ちょっと上りになって、旧銀山道の森に包まれるのだそうです。山道ってことだ。
私は家が切れている所までしか行かなかった。
ここの凄い所は、もう終わりかなぁって思っても道が続いているってところです。
銀の道だーー。

2008年8月 島根の 101.jpg
 ▲ 反対側のテラスに出てみた。
   屋根を越えると、そこには海があるのです。

コーヒーを飲んで、しばらく温泉街を眺めて満喫感満タンになってから外に出ました。
もう暗くなったーー。

温泉街はやわらかい光でいっぱいです。
あー、まだまだここにいたいなぁ。

2008年8月 島根の 103.jpg
 ▲ ここを浴衣で歩きたい。
   温泉津温泉に宿泊してみたい、そう思っちゃう感じなのです。本当に。

名残惜しかったけれどそろそろ帰ります。
もう行かないと。電車の時間もあるし。

来た道を戻ります。
大きな旅館はないけれど、居心地がよさそうな旅館が並んでします。
泊まっている人、いる。楽しそう。いいなぁ。
この時間は夕食が終わったころかな?

温泉街を抜けて住宅の道になると、一気に暗くなる。
2008年8月 島根の 105.jpg
 ▲ 雨、小降りになった♪

ここはまだいい。まだ明るい。
温泉街入り口のゲートを過ぎて、海沿いを駅へと向かう道は真っ暗です。
本当に真っ暗。
暗い海と山だけ。
だから、あの畳屋のカープの看板を見たときはホッとしましたー。
早足、早足・・・。

駅のホームで電車を待ちます。
2008年8月 島根の 106.jpg
 ▲ なんだか山陰本線遅れていたなぁ

乗るのは私だけじゃなかった。
3人いた。
今日のお宿は出雲市です。だからまた14個駅を戻る。行って帰ってだ。
何故故出雲市に泊まるかというと、次の日、動きやすいようにです♪

けっこうもりもりの8月27日だったなぁ。
(まだ3回はつづく・・・)

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