てくてくてく♪和歌山とか旅行記<4> [旅:近畿とか~]
▲ 紀勢本線新宮行きに乗り込みま-す♪
7月28日(月)の朝、紀伊田辺からの始発に乗るところからの続き。
朝っぱらの紀伊田辺駅
朝4時過ぎに起きて、早朝の紀伊田辺の海と神社と城を満喫して
朝ごはんを買って駅へと向かいます。
しかしロングシートだった・・・。
ここから行きたい場所、那智まで電車で2時間半。
ホームでおにぎりを食べることにします。
本当はこれに会いたかったなーー
和歌山近辺って何だかすごくてねー、色んな所が熊野古道なんだー。
色んなところから行けるんだー。
紀伊南部から伊勢、大阪、高野、吉野と通ずる所が熊野古道というらしいのだけれど、
あまりにも壮大でまだまだ把握していない。。。
ここ、紀伊田辺からもバスが出ていて山の中にある熊野本宮大社へ行けるのです。
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
そんな地を歩いてみたいなーーって思いますが、
いそいそと時間を気にして行くのではなくて、のんびり行ってみたいものです。
そんな思いはあるけれど、でもちょっとは触れてみたい。
本当は紀勢本線に乗るだけで満足かなぁって思ったんだけれど、
せっかく乗るんだから途中下車しよう、
途中下車するんだったら行きたい所に行こうって、那智へ。
熊野三山の一つの那智大社に行ってみることにしたのです。
● 6:24 紀伊田辺駅 → 8:54 那智駅
ロングシートに揺られてのんびりです。
今日は月曜ということもあって会社へ行く人もちらほら乗っていました。
▲ 今日も天気がいいみたい!
この紀勢本線は、紀伊半島の海側をぐるっと走っているのですが、
思っていたよりも海じゃない。
海が続く時もあれば、どっぷり山の中の時もある。
ずっと外を眺めていても飽きません。
そんな時間を過していると、那智の手前の紀伊勝浦でちょっと止まる。
特急の待ち合わせみたいです。
そう、紀伊半島に来るなら普通の人は特急だ。
ワイドビュー南紀とか、くろしおとか、スーパーくろしおとか、オーシャンアローとか。
京都からも大阪からも名古屋からもひとっ飛びでこっちに来れるのです。
結構止まるので紀伊勝浦駅を散策。
▲ホームの上の渡り階段の中は熊野だらけでした
そう、普通は紀伊勝浦で降りるべきだ。
那智とは2駅違い。ここからも那智大社へのバスは出ているしね。
ここはマグロの町だし。いい感じな気がする。
しかし何をこだわったか那智で降りたくて。
そのために特急の待ち合わせをしている。よく分からない。
ホームが暑すぎる! スーパーくろしおが来たーー
● 8:54 那智駅
さすがの駅舎です
那智駅には誰もいません。
でも寂しい感じではありません。
駅の隣には温泉があって、ワーイって感じなんですが、今日は休みです。。。
ここからバスに乗って20分くらい?那智大社へ向かいます。
交通の便がいいのでバスでどんどん上まで登れて、那智の大滝もすぐ見れちゃうのですが、
それじゃぁつまらない。
ちょっとでも熊野体験。途中で降ります。
大門坂でバスを降り、少し戻って脇道へ行くと、「大門坂」「熊野古道」という石碑があります。
▲ ここを上っていくんだ。なんだかワクワクする
バス道は大きな道で近道。こっちはどんな道だろう。
ここを30分上っていくと那智大社だそうです。
なんだか、何の変哲もない道って感じで。。
しばらく行くと鳥居があります。
▲ おお~、神秘的な感じがする
道はコンクリートの舗装の道を行くわけではないみたいです。
ここをくぐるとどんな道になるのか。
わーステキな道になった
てくてく歩きます。
ちょっとまえに人がいるような。
のんびりとした道です。
▲ 今日も本当に暑い。でもこの道は日陰で涼しいのです。
途中、ロープが張られていて「スズメバチに注意!」ってあった。
怖いです。
▲ まだまだ道は続くのです
なだらかな道。上り道。
歩きやすいんだけれど、やっぱり疲れます。
そして、やっぱり暑い。
疲れたからといって立ち止まると、汗が流れます。
結構辛い道のりだなぁ。
▲でも好きな道だ。休みながら上へ上へと登ります
大変だなぁって思って30分。
もっと深い山の中の熊野古道は3時間とか歩くんだから、
もっと鍛えなくてはいけないなぁ。
がんばって歩くとコンクリートの坂道に出ました。
バスが通る道。
長ーーい階段が見えて、上に何かがある!
那智大社までの階段は473段だそうです。
ここまで歩いたのでもひーーって感じだったのですが、
ここから階段ももりもり上ります。
階段の脇にはお店やさんが並んでいます。冷たいジュースに惹かれます。
みんな上っているんだから・・・ 上から店店を見た
階段を上っていくと2手に道が分かれます。
左へ行くと那智大社。右へ行くと青岸渡寺。そして奥に三重塔。
まずは青岸渡寺へと行くことにしました。
▲ ここの上にある。まだまだまだ階段です。
青岸渡寺は花山法皇が西国三十三箇所観音めぐり1番札所として定めた所です。
歴史を感じる佇まいです。
▲ 現在のものは1590年に豊臣秀吉が再建したものだそうです。
こんな暑い中、たくさんの人がいました。
観光バスで来ている人、車で来ている人とさまざまでしたが、
お年寄りが多いかな?
でも上まで車で来れるのでがんばれるのかなぁ。
階段の所は杖の貸し出しがあります。
ここから左にちょっと行くと「わーーー!」って言ってしまう。
もう滝が見えるから。
もっと近くで見たいとてくてく進んでいきます。
すると、三重塔と滝と青空と、なんだかこれも神秘的な感じがする
▲ なんてステキな眺めなんでしょう
朱の三重塔の後ろに滝があるのが不思議。
わーー、本当にこんな眺めなんだぁ。びっくりしました。
三重塔の中には200円で入れます。
せっかく来たので入りました。
エレベーターで一番上まで行きます。
網が張ってあって、そこから滝を見ます。うーん、ちょっとだけ近い感じがする・・・。
▲ 三重塔の上から那智の山々を見てみました
一番上は危なくないようにネットが張ってあって、
その隙間から写真を撮るって感じでした。
うーーん、いまいち。
帰りは階段で降ります。2階デッキからまた眺めたりしました。
そこにいた女の人が「ここからの眺めのほうがいいですよ」って教えてくれました。
本当だ。不思議と上からの眺めよりもここから見た滝のほうがステキに見える。
教えてくれてありがとうございます♪
朱が組み入っている 三重塔2階から滝を見てみた
見終わって下に下りると、まだまだ人がやってきます。
ここって来づらいところだと思う。
でもこうしてたくさんの人がやって来るんだなーー。すごいところだなぁって思いました。
まだ那智大社を見ていなかったので戻ろうと思ったら、
なんだかまだ戻ってはいけないって言われたような、そんな感覚になりました。
まだ下に行かないといけないみたいです。
導かれております。
力を出し切ってもまだまだ歩かなくてはいけません。
若いのだからがんばらなくては・・・。
(もう少し続く)
いよいよ和歌山に突入ですね。
熊野古道は私も歩きましたが、いいですよね。
那智とかは行った事ないので私も行きたくなりました。
by masa (2008-08-18 19:26)
訪問、niceありがとうございました。
by ryuichi (2008-08-18 19:41)
★熊野古道、みっちり行ってみたいです。
本当にステキなんでしょうねーー。
まだこれからいけると思うと楽しみです。
by keroro (2008-08-18 21:31)
初めまして!
熊野古道、此の言葉は神秘的な響きが有りますね。
3重の塔と滝、素晴らしい景観ですね。
by あっぷるぱい (2008-08-18 23:18)
★そう、熊野古道。神秘的な感じです。
一人で行ったらダメだろうなぁと考えたり。
年取ってからも行けるように体鍛えておかないと。
by keroro (2008-08-19 00:20)
私が那智大社に行った時は、なんと熊野古道を歩かなかったんです。
車で下って来た時に、keroroさんが歩いた大門坂の入口を見つけて、「失敗したなぁ! ここから歩いて行けば良かった」…と。また行った時は、絶対歩きたいです!
by うたに (2008-08-19 18:42)
★もったいないです・・・。
ちょっとのことで後悔しちゃいますよね。
でもまた行けるって思えば楽しみがあっていいかなーー。
by keroro (2008-08-20 23:09)
滝と三重塔って、独特な風景ですよね!
熊野古道の写真を見ると、「これを見ずして・・・」と思ってしまいますが、
知らなければ間違いなくバス組になりそうです(笑)
by ж鳳爪 (2008-08-25 00:31)