徳島→高知、キラキラの旅(2) [旅:京都より左]
▲ この電車、見慣れてきたなぁ
2010年7月15日(木)
徳島から南下している続き。
徳島に降り立って、南小松島駅、阿波赤石駅に降りて、
次に降りてみた駅は阿波赤石駅の2つ先の羽ノ浦駅です。
またまたここで降りた理由はないのですが、
ここから特急に乗り継いじゃおうかなということです。
徳島~海部間の特急に乗れるって言っても、
特急の本数Jが少ないので、考えて乗り継がないと、全く特急に乗らないで海部駅に着いてしまう。。
せっかくなんで特急に乗りたいし。
こんな感じの駅舎です
駅前、特に何もありません。
羽ノ浦からちょっと行けば色々あるようです。
羽ノ浦スポーツランド公園とか。
そこから5.2㎞の所に牛岐城跡があるようです。阿南駅からの方が近そうだ。
牛岐城は、阿波九城の一つです。
阿波九城とは、阿波国初代藩主の蜂須賀家政が設けた9つの要塞の総称です。
一宮城、撫養城、西条城、川島城、大西城、海部城、牛岐城、脇城、仁宇城の9つです。
私は阿波池田駅に降り立った時、大西城跡を見つけた。
それしか行ってないなぁ。
駅前の道に惹かれた
少しの時間、駅周辺を歩きました。
でも、暑すぎて断念。
駅の前に小さくあるお店でジュースを買ってホームで休むことにします。
いつもの旅のお供♪
特急を待ちます♪
この先にある阿南駅でも特急の乗り継ぎができたのですが、
少しでも長く乗っていたいので、ここで降りたのもある。
▲ 来ました、特急!むろと1号です。
この線の特急は、「ホームエクスプレス阿南」もありますが、そこよりも先に行きたいので。。
というか、特急の数が少ないのです。
やっぱり特急はリッチな感じがするなぁ。
旅がしゃーって進んでいる感じがする。
2つくらい前の席に60歳代のおばさま集団がいて、楽しそうに話をしています。
「やっぱり各駅がいいなぁ」とか、「次は津和野に行きましょう」とか。
とても元気です。
私もそうなりたいものです。
さて、30分ちょっとで目的地に到着です。
日和佐駅に到着しました。
あっ、そうそう、日和佐に着く前にあの駅、「田井ノ浜駅」がしゃーって見えました♪
本当に目の前が海でした♪♪
かわいらしい造りです♪
日和佐駅。
駅に着く前から、山の上にお城が見えました。
日和佐城。そこに行ってみたくて降り立ったのです。
▲ 駅前の通り。ほら、お城がニョキって建っている!
日和佐はどんな町かというと、
お城、ではなくて、ウミガメの町なのです。
駅で貰ったパンフレットでは、「ウェルかめ」の舞台地って書いてあったなぁ。
私は日和佐城の所に行ってみたかったので、道をまっすぐ進みます。
まっすぐ行くと、船だらけだった。また船だ。
▲ これはすぐ海ってことだ。海とお城♪
船と山の上の城。
こんな風景、最近見たなぁ。どこだったか。
あー、平戸城かな。
向こうの方が異国情緒あふれている感じだったけれど、この形だった。
これ、平戸。お城は山の上
日和佐はちょっとさびしい感じで。
それでも何だか気になる町。
船沿いをテクテク歩いて、内ヶ磯橋を渡ります。
すると、山を登る道ができてます。
その城山道を一人、テクテク登って行きます。
誰もいませんが、広い道なので寂しくもなく、のんびり登ります。
蝉がね、耳が痛いくらい鳴き出します。
この道なら幸せだなぁ 城は・・・これ
しばらく歩くとお城に出会うのですが、これは見たまんま、模擬天守。
名前を、日和佐勤労者野外活動施設といいます。
昭和53年に完成したものだそうです。
私は結構下調べをする人なのですが、他のHPを色々見た所、
2004年には入館料200円をとっていた。
そのつもりで中に入ったら、無料。しかも、かなり寂れている・・・・。
以前はレストランが入っていたみたい。
平成20年に運営会社が変わったよう、ということだけは分かりました。
とにかく、上へと上がって行きます。
私一人だし。誰も城に来ないのか。
一番上は展望台になっています。窓を開けてみるタイプ。
あまり展望って感じもしませんでしたが、
外を見たら、ここからの眺めが気に入ってしまいました♪
まずは海側を。
▲ 山の下に見えるのが大浜海岸。山、町、海、がいいなぁ。
大浜海岸には、毎年50頭のアカウミガメが上陸します。
ウミガメを見たかったら夜だ。近くのホテルに泊まるんだろうなぁ。
駅側はこんな感じ。
▲ まっすぐな道を行った所が駅です。電車も見えます♪
実は写真よりもっと右に、四国第二十三番札所「薬王寺」があります。
ちょっと行ってみたい気もしたのですが、
お遍路さんが一生懸命まわっているのに、何となく行ってはダメだなぁと思ってやめました。
そして、ちょっと左あたり。
▲ 船がきれいにとまっているなぁ
なんだかとってもきれいな町なのです。
駅の向こう側からこっちも見てみたかったなー。
そう、日和佐城の遺構とかはよく分からなかった。。
日和佐城は室町時代に日和佐の豪族、日和佐肥前守が
阿波の南部進入を目指す長宗我部勢を防ぐために、この地に城を築いたと伝わっています。
「日和佐町郷土誌」のコピーがあったので、いただいてきました。
こんな日和佐の町。
結構気に入った。
ここまで徳島をめぐって、徳島っていい所だなぁって本当に思いました。
さて私、ここから海岸に行ってもよかったのですが、
のんびり見る時間がなかったので、
町をフラフラして、線路の向こう側の「道の駅 日和佐」へ行ってみることにしました。
なんかいいものないかなーっと思って。
そしたら足湯があった。
いやぁ、いいね
ここまで本当に暑かった。
今、私の足の甲は普通だが、
旅から帰ってみてみたら、サンダルのバンドの跡がくっきりついていた位。
それくらいこの旅は暑かったのです。予想に反して・・・・。
なので、ここまでも辛かった。
この足湯に助けられたって感じです♪
亀の甲羅の形のせんべいを買って、日和佐駅を出発します。
今度は牟岐線の終点、海部駅を目指します。
乗客が少ないため、どの席も座りたい放題。のんびりと揺られます。
そんな中、牟岐駅に電車が止まる。
なんと、ここで20分くらい休憩みたい・・・。
それなら駅前散策に行くかぁ。
▲ 駅前は何もないけれど、南国な感じでした
ちょうどお昼時なので何か買おうと、駅の近くの小さなお店に行ったけれど微妙。
ちょっと大きな道路の向こうのスーパーへ物色に行きました。
旅先のスーパーに行くのは好きです♪
ウロウロして、お寿司を買うことにしました。
気軽においしそうなお寿司が
他にも、太刀魚やイワシやサバなどのお寿司がありました。
まだ時間があったので、電車の中で食べます。
酢がきいていておいしいです♪
何だか旅慣れた人のようになってきたなぁ。。
さて出発。
乗客は3人です。
海部駅までは駅4個。
あっという間に着いてしまうのですが、海部駅の手前に有名な?トンネルがあります。
そこを通るのをとても楽しみにしていました♪
あの「だれも知らない四国の右下」にも載っています!
そのトンネルを待ちかまえて、一番後ろの窓から外を眺めていました。
あーーっという間に。
▲ これ。これです。有名かなぁ。
なんだろう?っていう感じのトンネルです。
トンネルを掘った後、山が雨で流れてしまってトンネルだけになってしまったらしい。。
海部駅のホームからも見えるので、下へと降りる階段からも見てみる。
▲ 高架の上にモシャモシャ頭のトンネルが♪
ここ海部駅から乗り換えです。
乗り換えと言っても、向かい側のホームに行って阿佐海岸鉄道に乗り換えるのです。
阿佐海岸鉄道は、海部駅→宍喰駅→甲浦駅、、、、だけ。
乗っている時間は11分です。
どんな電車が来るのかなぁ。とっても楽しみだ♪
待っていたら、こんな電車が来た。
▲ 天の川のプレートが付いている
これに乗って甲浦駅まで行ってバスに乗るんだ。
そしたらとうとう室戸岬に行ってしまうんだ。
ますます南下。
(まだ南下してつづく。。。)
おはようございます。
日和佐は、NHKの朝ドラのウェルカメを観ていたし、模擬天守も横目で見ながら素どうりしてしまったので、気になっています。城跡の遺構はよく分からないようですが一度行ってみたいです。
いつか、四国18きっぷの旅でもしたくなりました。(^^)
by daiki (2010-08-20 04:51)
やっぱり日和佐というとウエルかめ!
私が計画していたバースデーきっぷも特急&グリーン車乗り放題なんですが、四国でグリーン車なんてごく一部。牟岐線は特急も少ないですね。
あおたけさんのブログと並行して楽しませていただいてます!
by サットン (2010-08-20 12:04)
おお!日和佐だ~。
高台から眺める小さな港町が、とてもいい感じですね。
そして出ました! トンネルだけのトンネル!
町内(まちうち)トンネルという名だそうな。
トンネルの上にわずかに残った土から生えている木々が、とってもユニーク(^ ^ )♪
by うたに (2010-08-20 12:48)
こんなトンネル初めてです。
なんでこんなのになったんでしょうか?
防音のためとは思えないし。
この程度の山?土盛だったらトンネル掘るより撤去したほうが早いような?
トンネル掘るまでは普通に山があったんだけど、宅地開発で切り崩されトンネル部分だけのこった?
鉄道模型のレイアウトかのようなトンネルですね。
by tasuchan (2010-08-20 16:35)
駅も駅前の通りも電車もどれも素敵ですね!
それにしてもトンネルが短くて面白いですね。
by masa (2010-08-20 17:19)
旅のまったり感が素敵です。海部のトンネルは私がむか~~しにここに行った時は普通のトンネルでした、tasuchanさんがおっしゃるとおり、宅地開発で山を削ってしまったらしい=ていうか、あんな田舎(失礼)で、わざわざあそこに宅地開発したか不思議です。
土地がいっぱいあるのに・・・・赤瀬川源平さんの本にも「純粋トンネル」として紹介されていました。
足湯のカット、オレンジのペディキュアがキレイですね。
by Cedar (2010-08-20 19:48)
日和佐、お城の方へいかれたのですね〜。
私とは逆の方向ですが、こちらからの眺めもいいですね!
足湯には入りませんでしたが、「亀の甲羅せんべい」は
わたしもお土産に買いました。
by あおたけ (2010-08-20 20:20)
★daikiさん
そう、ウェルカメなんですよ!
しかし、私はじっくり見なかったので、いまいちぴんと来なくて。。。
もったいない感じでした。
朝の連ドラの力はすごいと思いました。
水木しげるロードもすごいらしいし。
★サットンさん
日和佐を知った時、城!しか思い浮かばず・・・。
私も青武さんのブログを見ながらアップしています。
しかし、私は載せるのが遅いので、いつまでかかるか。。
★うたにさん
トンネルはあっという間だったので、
そのまま通り過ぎていたらよく分からなかったかも。
駅のホームから見えてよかった。
モシャモシャがかわいいです♪
★tasuchanさん
私もなんでこんなことになってしまったんでしょうって思いました。
山が流れて…トンネルだけってあるんですかねー。
牟岐線は短いトンネルも長いトンネルもたくさんなって
なかなか楽しかったです。
★masaさん
牟岐線、のんびりしたいい路線でした。
今回、数回駅に降り立てたので、
町の様子とかも分かっていい旅でした♪
★Cedarさん
すごい!山があった時を知っているなんて!
あの辺りは家がたくさんありました。
ちょっと行けば海だから、
時間があれば町を歩き回ってみたかったです。また訪れます。
★あおたけさん
そう、逆でした(笑)
あおたけさんのブログで逆の眺めも見れたので楽しかったです。
日和佐の町はまた訪れたいです。
やっぱり亀の甲羅せんべい、買っちゃいますよね。。。
by keroro (2010-08-20 21:36)
やっぱ足湯は良いですよね~
旅の疲れが癒されて。長時間のドライブ中、
足湯たま~に寄りますよ。
大概は急ぐ旅なのでスルーなのですが 汗
by RADA (2010-08-22 23:29)
ドラマの舞台ですね。と言っても、それがし会社に6時台に出社してるから
見たことないデス・・・でも、なんだか雰囲気のいい町ですね。
by ノリパ (2010-08-24 21:55)
★RADAさん
そう、足湯って疲れが取れますよねー。
駅近の足湯はありがたい。
旅の疲れがいやされます。
★ノリバさん
そう、、私も10時半に出勤しているから観ていなかったのです。。
観ていたらよかったなぁと思いました。
とてもいい町でした♪
by keroro (2010-08-24 22:29)