そうだった☆九州の旅<3> [旅:京都より左]
昨年、暑い暑い日に九州に行った話 なかなか進まないのが悲しい・・・・。
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▲ 平戸城からの眺め。この青さにビビるでしょう?
まだ9月6日(日)の続きです。あと少し9月6日がある。
小倉→日田→田主丸と来て、今度は久留米駅で降ります。
この時点で5時過ぎだったのですが、どうしても行きたい所があって。
久留米と言えば、久留米ラーメンと久留米城です。
残念ながら、思っていたよりも駅前が栄えておらず、うきうきした感じにはなりませんでしたが、
まっすぐ久留米城へ行ってみました。
テクテク少し歩くのですが、
ブリヂストンだっけ?工場があって、タイヤの臭いがすごかった。。
残念ながらこうなった
夕方だってことです。
日が落ちないように落ちないようにと、石垣の上をめぐって、
ちょっと石垣の上に座ったり。結構いい眺めでした♪
すぐに筑後川があります。
▲ 川がたくさんあっていい。あっち側から久留米城の石垣を見てみたかったなぁ。
少し物思いにふけると、もう真っ暗です。
久留米ラーメン♪と思って来たのですが、
勇気が萎えてしまって、お店に入れなかった。。。こんな9月6日でした。
9月7日(月)
久留米から佐世保までどんどこやってきて、
佐世保駅前にあるホテルに泊まって、朝5時にはチェックアウト。
松浦鉄道の始発に乗りたいので。
昨夜、佐世保に訪れた時には、
駅にいる電車を眺め、駅の中にある佐世保バーガーの置物を見たくらいだった。
朝の佐世保
まだ暗いです。
ちょっとフラフラして、駅前で朝パンとコーヒーを買って、ホームに行きます。
1両の松浦鉄道が来ましたー
5時台でも学生がいる!みんなどこまで行くというのだ。
5:53の始発列車に乗ります。
私が目指すたびら平戸口駅までは、1時間半かかります。
以前乗った時は有田から伊万里までだった。佐世保からどんどこ乗るのは初めてです。
快晴の下の松浦鉄道 そうらしいです
7:28、たびら平戸口駅に着きました。
ここまでの電車代は1190円。
しかし、今回は松浦鉄道全部乗るって決めていたから、2000円のフリー切符を買いました♪
こんな駅なんです。松浦鉄道模様だ
駅前は・・・特に何もないです。
私が目指す「平戸」≒平戸城は、駅からさらにバスに乗らなくてはなりません。
島、島?なのか。平戸大橋を渡って入って行くのです。
駅前にもバスが来るのですが本数は少ないので、
10分位歩いてもう少し本数が来るバス停まで行きます。
そのバス停の目の前はこんな感じ。
▲ 平戸大橋のすぐ近くのここからは、平戸城が見える!
バスを待っている間、飽きることなく過ごすことができました。
バスがやってきたので、いざ「平戸」へ。
あれが平戸大橋です
バスに揺られて15分ほど。
平戸大橋を渡るときの景色は格別です!
平戸市役所前で降りたのですが、橋を渡ってしばらくすると、平戸城も近づくし。
ワクワクする要素がいっぱいです。
平戸と言えば平戸城というよりは、南蛮貿易~っていうイメージのほうが強い感じがする。
その通りな街並み。
不思議な道。
テクテク歩いて、まずは「寺院と教会の見える風景」へ。
寺院と一緒に、裏にある聖フランシスコ・ザビエル記念教会の天主堂が見えるのです。
▲ 違和感ない。。。
ここへは石段を上って行くのですが、
その石段も、木々も何もかもが相まって、いい感じの景色になっている。
この日は朝からとっても天気が良かった!
青空の下っていうのもあるのかしら?本当にステキな風景でした。
反対に見下ろすとこんな感じ。
▲ 平戸港が見えてのんびりします
石段を下りて左に曲がり、くねくねとした楽しい道を歩いていきます。
大そてつ、六角井戸等を通り過ぎて、松浦史料博物館を目指します。
全部海へとつながっているのだ
まだ9時前だというのに観光客がけっこう出てきました。
松浦史料博物館にはたくさんの人がいました。
8時からやっているここは、旧藩主松浦家の邸宅を前身とする建物です。
結構ご立派。
中をじっくりみながらも、そこからの眺めに惚れぼれします。
ここは高台にあるのですが、
博物館の前の道が気に入りました♪
▲ 港を囲むように町があるから、道が全部海に通じている感じがする
ここの左角には、あの有名?なお菓子のお店がありました。
これは有名ですか?
ポルトガル伝来のお菓子、「カスケード」です。
ここ、つたや総本家は1502年創業の老舗です。
お土産に2個買いました!
私の一番の目的は平戸城だと思うのですが、
その目的が揺らぐ町、平戸。
こっちに行ったら何があるんだろう?と誘われる道がたくさんあるのです。
▲平戸、こんな町。
家々にも風情があってよいでしょう?海とマッチしている。
松浦史料博物館からさらに進むと、
オランダ公園、オランダ塀、オランダ井戸と、オランダ続きの場所になります。
▲ ここ、オランダ塀の道。向こうに平戸城。
あー、平戸城。。行かないと。
階段を下りて、港をぐるっとして、バスを降りた所まで戻ります。
飽きない町だと思う。
できれば途中、お茶して、またゆっくり回ってをしてみたい。
そんな気持ちになっている私は、ちょっと平戸城をおろそかにしてしまいそうです。
バスを降りたところの幸橋を渡り、市役所を通って進みます。
道路を渡って、亀岡運動場を渡って進んで行くのです。
トコトコ登ると現れる、北虎口門。
▲ どーーんと建っております
ここを通ると狸櫓があります。
平戸城は色々色々あってですが、1707年に築城。
平戸藩主松浦30代によって、山鹿流にて再築されたそうです。
山鹿流の縄張り設計による唯一の平山城です。
その辺も見ながらじっくり回ります。
山鹿素行と言えば会津じゃないかって、まず最初に思いましたが、いや、赤穂か?
ここ平戸ともつながりがあったんですねー。
ひょっこり山の上に建っている
北虎口門と狸櫓以外の天守閣等は、1962年に復元されています。
▲ ちょっと脇から撮りましたが・・・。見奏櫓からの天守閣。
上に登らなくてもステキな眺めなのですが、
天守閣からの眺めは最高です!
パンフレットには、司馬遼太郎の言葉で、
「景観の中の城として日本でもっとも美しいのは平山城だと思う」と書いてありました。
その長めの一番は、一番最初に載せた写真だと思って、
これは、そこから左にちょっとずらした眺め。
▲あの山はなんでしょうね。こっちの眺めもステキです。
▲ さらにぐるっと行きますと、平戸大橋方面
まぁこんな平戸城なのです。
帰りは復元された乾櫓や地蔵坂櫓を見て、敷地内にある亀岡神社を見たり。
一の丸大手門跡までは行けなかったのですが、二の丸大手門跡まで行って戻りました。
初めて訪れた平戸に魅了されて、朝早くからのんびりと回ってしまいました。
また絶対訪れたい場所です
もっと居たかったのですが、バスに乗って平戸大橋を渡って駅へと戻ります。
再び松浦鉄道に乗ってぐるっとします。
この後はきっちり予定を立てていない。。
有田かなぁ。
(気力で続く。。。)
最西端の駅が、松浦鉄道にあったとは! 知らなかったです。。
寺と教会は建物の造りや雰囲気が全然違うけれど、これほど違和感なく互いが風景にマッチしているのが面白い!
9月ということですが、秋を感じさせる青空ですね~。
by うたに (2010-01-20 13:37)
九州は学生のときに修学旅行で行ったきりです。
東北からだとなかなか行けないのでうらやましいです。
老舗のお菓子気になりました。
今年もよい旅を
by 三日月 (2010-01-20 16:37)
私が平戸口を訪れたときは国鉄時代。ホームには「日本最西端の駅」って立派な標識が立ってました。
同じくバスで平戸へ渡りましたが、平戸終点で降りたらバスの車庫しかなくって延々歩いてバックしました。その時の海もきれいだったなあ・・・・。
久留米のブリヂストンはお坊ちゃま総理のお母様のご実家だそうで。
by サットン (2010-01-20 16:43)
あっ、平戸ですね。日本の最西端までお疲れ様です。
お城よりもいいですが、海もいいですよね。またいきたくなって来ました。
by ノリパ (2010-01-20 20:24)
なるほど~~。
平戸大橋は以前、片道800円くらいの通行料金だったのです。
現在は改善されています。
by yogawa55はやぶさ (2010-01-20 21:23)
あ、懐かしい~修学旅行で行ったわー^^
by RADA (2010-01-20 23:23)
こんばんはーー。
★うたにさん
本当にステキな場所でした。
是非、見に行ってください!
これだから旅は止められないですねーーー。
★三日月さん
東北からだと遠いですよねーー。
私も岩手に住むようになったらどうしよう・・・と本気で悩んでします。
★サットンさん
おおーー、凄い。国鉄時代ですか。
あの辺りの海は本当にきれいですよね。
久留米はそうなのか。なるほど~。
★ノリバさん
ノリバさんの所からでも遠いですかね。
近かったら何回も何回も行きますよね~。
うーん、九州、いい所だぁ。
★yogawa55はやぶささん
こんばんは。
そうだったんですか。もう少しで無料ですかね。
バイクとかで渡りたいですねーー。
★RADAさん
えー?、修学旅行ですか?
そんなすごい修学旅行があるのですか。
京都とかじゃないんですか。うらやましいです・・・。
by keroro (2010-01-21 00:06)
坂のある街ってやっぱ素敵だなぁ!
by da-kura (2010-01-23 21:20)
平戸城も行ってみたいけど、ここまで行く機会はそうはない
だろうな、とほぼ諦めの境地です。
by takechan (2010-01-25 20:44)
★da-kuraさん
そうですよね!
坂っていいですよねぇ~。
私もそんな町にとても惹かれるのです。
★takechanさん
そうか、確かに行く機会は考えてしまいますね。
私もいつまで自由に飛びまわれるのかと、考えたり。。
by keroro (2010-01-25 22:57)