念願!姫新線乗ってみた~旅行記<2> [旅:京都より左]
日曜日は友達の結婚式でしたー。
アットホームでステキな式でした。
お祝いの席なので、新郎と野球の話はしないって決めて行ったのに、
最後の出口でいつ浜スタ行くか相談してしまいました。。。
ダメだった。
でも横浜3連敗のおめでたくない話はしなかったのでエラかった
(これ、日記だなぁ~)
○○○~~○○○~~○○○~~○○○~~
(3月26日のつづきね)
本竜野から姫新線に乗り込みます。
この線は人気があるのか?車両に程よくいっぱい人が乗っています。
やはり津山に行く人もいるみたい。
乗り換えの播磨新宮では車両が1両に!わー、人だらけ。
車窓はのどかで落ち着きます。
本竜野 → 播磨新宮 → 佐用 →津山
● 12:30頃 津山駅
津山駅に到着です
なんと、津山城へも駅からしばらく歩きます。
駅前にレンタルサイクルもありますが、私は徒歩で!ただ歩きたいだけー。
本竜野とちょっと似ている。
町の中心が駅の近くじゃなくて、川を越えた向こうなの。
駅前はさびしくさびれています。。。
駅からちょっと歩くと今津橋があります。その下を吉井川が流れています。
その向こうに、聳え立つ石垣が見える。
ここも交通量が多い!城が大人気だなぁっていうより、みんな生活しているんだって
知らない土地で楽しい感じです。
道にはこんなオブジェが連なっています。
かえるが寛いでいるよーー 河童が引く高瀬舟
鶴山通りをまっすぐ進んでいくと、両脇にいろんなお店が。
大きな町なのかしら?
途中、ちょっとおいしそうだったので、「横綱焼き」なるものを買ってみました。
お城で食べよーー
右に曲がって左に曲がって、
「つやま自然のふしぎ館」と「歴史民族館」の間を通って、三の丸辺りから入っていきます。
入場料は210円。
入り口で森田忠政公が迎えてくれます。
ちょっと仏頂面
津山城は石垣が連なっている。
櫓跡も多くて、とてもステキな姿なのです。
▲ 下の駐車場から見てみました。段々としているでしょう?
▲二の丸から見た備中櫓。平成16年に復元整備がなされたそうです。
津山城、ステキ。歩きがいがある。
これまた桜の園らしく、もうすぐ始まるであろう桜祭りの準備が所々でされていました。
焼きとうもろこしとか、ベビーカステラとか、たこ焼きとかね。
草むしりをしているオバチャンもいました。
私は、二の丸まで上がって、
さっき買った横綱焼きを食べながらのんびりすることにしました。
屋台準備と津山の景色の写真
横綱焼きは、中は甘さ控えめの粒アン。
今川焼きと違うのは、回りの皮が薄いというか柔らかいというか、優しい感じでした。
ベンチに座って町を眺めながら食べるのは幸せです
本丸まで上がると、櫓跡がたくさんあります。
ここを上るのがいいの こんなのが所々に
なかなか分かりづらいと思います。
こんな感じです。
▲ そう、こんな感じ。奥の櫓跡には上ることが出来ます。
写真の右が矢切櫓。奥~の右は栗積櫓。左は大戸櫓・・・。う~ん、いっぱい。。。
栗積櫓の階段はとっても急です。
「端を歩かないでください」の看板があるんだけれど、歩いたら落ちるよ。。。
これはそこに咲いていたタンポポ。何故に白いんだ・・・。
津山城はすごーーく敷地が広いわけではない所に(二の丸とか本丸の中に)
門や棟がたくさんひしめき合っていたそうです。
だからこんなに石垣が段々なんだねー。
▲天守から見た備中櫓
備中櫓の中は見学が出来るんだけれど、
お部屋で平成16年の復元の作業のビデオを観ることができました。
・・・見入ってしまいました。
城を築くって、すごいなーーってあらためて思いました。
復元されて、きれいきれいな建物。
江戸時代が終わって、城が取り壊されたってことを考えると、
本当にもったいない。
それに、城下の人たちは本当に悲しかっただろうなぁって考えちゃいます。
あー、津山を一日かけて回るんじゃないのに、
ビデオだけで30分以上も居座っちゃったよ!
まだまだ行きたいところがある。
津山は城西と城東と見るところがあるらしい。
城から近い城東界隈に行ってみることにしました。
▲ 石垣のすぐ隣を流れる宮川。とってもきれいでした。
この川にかかっている大橋を渡って向こう側へ行くと、出雲街道が続きます。
ここは町並み保存地区だそうです。
昔の人は、みんなここを通って旅をしたんだねーー。
▲ ここが出雲街道。このような町並みがずーーと続きます
「男はつらいよ」や「あぐり」のロケ地等もありましたー。
この後、城西にもちょっとだけ行って、武家屋敷跡などを見て、満足
姫新線、津山辺りは1時間に1本だけれど、
予定よりも1時間遅らせて(津山を1時間多く歩き回った)、次へと向かいました。
名残惜しい。。。また来よう。
● 16:30頃 中国勝山
次の目的地は中国勝山です。
まぁここも城下町なんですがーーー。何かの雑誌で町並みをみたんだろうねー。
ちょっと覚えていて、降りてみたかった。
そう!今日の3つの町は、すべて川だー!
ここには旭川が流れていますよ。
おお~!津山もここも城下町っぽい駅
駅を降り立ってもちょっと雨。まぁなんとかなるかなぁ。
駅を出て、横断歩道を渡り、ウッドストリートと呼ばれる商店街を歩きます。
ここを潜っていきますよ
そのまま真っ直ぐ行っちゃうと、旭川にかかる勝山大橋。その手前を右に曲がります。
すると・・・
▲ 目の前に広がる町並みです。いいねーー。
格子窓や白壁の家々が並んでいます。城下町ですねー。
さらに奥に歩いていくと、軒下に暖簾をかけた家々が続くのです。いろんな暖簾がありました。
ちょっと脇道に入ると・・・・
ここを上がっていくのってワクワクする
そして暖簾の家々を過ぎてまだ行くと、
▲ 酒屋。蔵元~。
いえいえ、注目はその後ろのこんもりとした小山です。
そう、小山・・・・。
私はあちらにも向かっているのです。
だから、さらに奥に進む。
真庭市役所の裏には三の丸跡があるのです。
駅でもらったパンフレッの地図には書いてあるんだけれど、
その裏の説明には城跡のことは、何一つ書いていない。
別にどうでもいいのかしら?
いえいえ、私には大切なことです。
はい、高田城三の丸跡です!
ここだけで満足してもいいでしょう。
しかし、地図にはもっと上があって、うねうねした道が書いてある。
さっきの写真の小山。あそこを登る・・・。
駄目です。危ないです。
すでに時刻は5時過ぎ。
雨はやんだけれど、明るいとはいえない空です。
山はねぇ、一人は駄目だよ。
三の丸跡のちょっと先に山への上り坂があって、おじいちゃんが歩いています。
その道は車がびゅんびゅん。山の向こうからこっちへの通り道みたいです。
二の丸跡位までいこうかしら?
山道を登ります。
とりあえず車がたくさん通っているのでさびしくはありません。
おおー、こうなっていたのか!
▲ ちょっと登った所から見た、三の丸跡。
そして、さらに登ると、脇道があって、さらに急な坂道になります。
二の丸はグラウンドになっているので、そこを目指します。
坂の途中にありました 着きました!
わーい、二の丸まで来れたーちょっとうれしい。
ここよりさらに山の中に行くと、本丸跡までいけるんだけれど、
草がうっそうとしています・・・。行っちゃぁ駄目です。ここまでか・・・。
とりあえず満足して、来た道を戻ります。
またステキな町並みを通って、橋から旭川を見下ろす。
▲ ここは、高瀬舟の発着場所。川を下って岡山まで行ったのねー。
勝山が最上流の発着場所だったそうです。
満喫した頃には18時を過ぎており、辺りは薄暗くなっていました。
ここから新見に出て、今日は岡山に泊まります。
姫新線の旅、よかったよー。
なんか城廻になっているけれど、町めぐりでもあって、川めぐりでもある。
まぁ見ようによっては3箇所とも同じようだけれど、
それぞれの歴史があって、その町独特のものもある。そんな空気?
訪れて感じるものがあるのねぇ。
姫新線の乗り切っちゃったけれど、
今回の旅は終わっていない。
明日はどうしよう。大体しか決めていないが。。。。
まだもう少し、この旅行記を続けてもいいでしょうか~?
津山駅前のオブジェは、境港の"水木しげるロード"を彷彿させます(^-^;)
津山城、石垣がいいですね~。階段を登って行くのがワクワクする感じ。そして白いタンポポは初めて見ました。突然変異!?
by うたに (2008-04-02 08:51)
津山行かれたんですね。。
私が行ったころは、櫓も無かったので、ただ石垣を見ただけでしたが
なかなかの規模だったことを覚えています。
keroroさん、この続き楽しみにしていますんで、宜しゅうに。。
by さすらう旅人 (2008-04-02 13:50)
岡山出身ですが、県北にはほとんど行ったことがありません。
そして、県内を姫新線が通っていることも初めて知りました。
津山の街並み、きれいな川が流れる街っていいですね!
by つぼっち (2008-04-02 20:20)
お城を中心にして城東と城西になっているって、いいですね^^
そういえば東京にもそんな呼び方があったな~と思いつつ、でも東京の
広さだとピンとこないですからね。
駅前のオブジェと仏頂面氏、ツボにハマリました♪
by ж鳳爪 (2008-04-02 22:51)
★そうですね。オブジェってその街に関係があるものなんでしょうけれど、
微妙なものもあって面白い(笑)
津山はやっぱりいいですか?
もっと行きやすい場所にあるとうれしいが・・・。
いや、行きたかったら行きづらくても行くか・・・。
by keroro (2008-04-03 00:48)